妊活を始めたらすぐ葉酸!妊活にも妊娠中にも大切な葉酸とは?

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妊活に必須と話題。葉酸はビタミンの一種

妊活には葉酸。産婦人科やネット、雑誌などでこのような言葉を見聞きした方は多いのではないでしょうか。葉酸とは水溶性のビタミンB群の中の一種で、野菜などの植物に多く含まれている栄養素です。妊活サプリメントの中にはこれらの成分をしっかり含んでいるものが多いですね。

なぜ葉酸が妊活に必要なの?

ビタミンB群はタンパク質と深い関わりを持ち、細胞や血液の生成を助けます。葉酸は赤血球を正常に生成するために必要な栄養素で、これが不足すると赤ちゃんの発育を妨げます。また妊娠時に葉酸が不足すると母体が巨赤芽球性貧血という、鉄分不足の鉄欠乏性貧血とは別の貧血を起こすことがあります。ですから、母体と胎児両方の健康を守るために必ず必要なのが葉酸なのです。

葉酸と胎児の成長・母体の健康にはどんな関係がある?

お腹の中の赤ちゃんは、母体に誕生して以来日々細胞分裂を繰り返しながら成長していきます。特に妊娠4週から12週前後は、赤ちゃんの骨格を形成する最も大切な時期です。この時期に葉酸が不足すると「二分脊椎症」や「無脳症」など重大な先天性疾患を引き起こす原因となります。これは多くの国での調査で明らかになっています。

また、お母さん自身に栄養不足が起こると、上に書いたように「巨赤芽球性貧血」を起こします。これは悪性貧血の一種で、赤血球が分裂できず大きくなり過ぎることで体内に酸素を送る働きがなくなってしまい、脳が酸欠状態になってしまうのです。葉酸は水溶性であり、過剰に摂取したとしても余剰分は体外に排出されます。ただ、亜鉛の吸収を阻害することがあるため、サプリメントで過剰摂取するのも良くないとされています。決められた摂取量を必ず守ることが必要です。

葉酸の摂取は妊活中から摂りましょう!

成人が1日に必要とする葉酸の量は200マイクログラムといわれ、通常の食事で十分摂取できる量だといわれています。

しかし、妊婦さんの場合は1日に400マイクログラムの葉酸が必要であるといわれ、通常の成人の倍の量が必要です。また、赤ちゃんの神経管は妊娠のごく初期に作られるため、その時点で十分な葉酸がなければいけません。でも、いつ妊娠したか正確に判断することは不可能なので、妊活中から摂取しておいたほうが良いでしょう。これは厚生労働省でも推奨されています。

また、妊活を始めた時点で、あるいは不妊に悩む場合も葉酸を意識して摂り貧血を防ぐことが大切です。というのは、貧血状態では体温が低くなり、冷えを招きます。子宮が冷えてしまうと不妊の大きな原因となるのです。ですから、妊活と同時に貧血がないかどうか検査してもらい、葉酸を積極的に摂るようにしましょう。

葉酸を多く含む食品にはどんなものがある?

葉酸が多い食品としてまず挙げられるのが鶏・豚・牛のレバーです。100gで約140マイクログラム含まれていますから、大変優秀な食品といえるでしょう。ですがレバーは好き嫌いが激しい上、摂り過ぎはビタミンA(レチノール)の過剰摂取につながります。ビタミンAには水頭症や口唇裂、口蓋裂を引きおこす危険性があるとされています。なお、野菜のビタミンA(カロテン)なら過剰摂取の心配はありません。

また、ブロッコリーやグリーンアスパラガス、モロヘイヤ、ほうれん草などの緑黄色野菜も葉酸を多く含んでいます。ただし、葉酸は水溶性で熱に弱い成分なので、青汁やグリーンスムージーにして摂取すると良いでしょう。

このように、葉酸は胎児にも母体にも大切な成分です。食べ物から摂ることはもちろんですが、レバーが苦手な方やつわりの時などはサプリメントを利用するのも良いと思います。必要量を守って、胎児も母体も健康を保ちましょう。

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