葉緑素とビタミンKで血液サラサラ、デトックス日本のハーブヨモギ

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昔から薬に使われてきたヨモギの栄養素は女性の味方

ヨモギは日本各地に自生しています。春先の若い芽を摘んで混ぜこんでついた草餅(よもぎ餅)を作りますが、お雛様の菱餅の緑色もそれだといわれます。乾かした葉はお灸のもぐさに利用しています。また艾葉(がいよう)と呼ばれ漢方薬として古くから漢方薬として婦人科系の症状に使われてきました。食材としての栄養はどうでしょうか。

クロロフィル:葉緑素でデトックス

クロロフィルとは葉緑素ともいい植物の光合成を担う緑の色素です。ヨモギは食物繊維が豊富ですが食物繊維の5000分の1の小ささのクロロフィルは食物繊維では入れない小腸の壁のひだにも入り込み有害物質を排出するデトックス効果があるといわれます。また血液中のコレステロールが増えるのを抑え正常にする作用があります。

βカロテン:ビタミンAに変身する栄養素

色が鮮やかな野菜ほどβカロテンが多いといわれます。ヨモギは濃い緑でβカロテンがいっぱいです。βカロテンは自然界にある色素の一種であるカロテノイドの仲間で活性酸素を除去する抗酸化作用があります。また必要に応じてビタミンAに変換されます。ビタミンAは脂質性で過剰摂取の問題がありますがβカロテンは必要に応じてビタミンAに変換されるので過剰性は起きません。

ビタミンE:若返りのビタミン

ビタミンEには抗酸化力があり血液中の酸化物質の酸化を防ぐので動脈硬化や高血圧を予防し血行を促進します。ビタミンCやβカロテンと一緒に摂ることで老化を防止するといわれ不足するとシミができやすくなったりします。女性にはうれしいビタミンです。ヨモギにはビタミンE、C、βカロテンすべてが含まれています。ビタミンEは脂溶性のビタミンですが過剰性はほとんどないといわれます。

ビタミンK:骨と血液に強いビタミン

ヨモギは昔、止血剤として使われました。ビタミンKには出血をとめる役目があり、また血管内で血が固まって血栓になるのを防ぐ働きもします。ビタミンKが不足すると血が固まりにくくなるので鼻血が止まりにくくなることもあります。もうひとつの重要な役割は骨がカルシウムを取り込むことを助けることで骨粗しょう症の予防に役立っています。

ビタミンC:強い抗酸化作用で免疫力をアップ

ヨモギはビタミンCが100ミリグラム中35ミリグラムとジャガイモと同じくらいです。ビタミンCは強い抗酸化作用を持っていることで知られています。免疫力を高め風邪をひきにくい効果を持ちます。また鉄分はビタミンCと一緒に摂ることで吸収がよくなります。不足すると歯茎から出血しやすくなったり疲れやすくなったりします。

ヨモギを使った主な料理

ヨモギの旬は春で、やわらかい新芽を摘んで食用にします。きれいな場所のものを選びよく洗って固い茎や葉はより分けてやわらかいものだけを使います。アクがあるので熱湯に塩とあれば重曹を入れてください。細かく刻んで草餅を作ったり、おひたしやあえもの、ゆでずに衣をつけ新芽のてんぷらにします。香り高いので沖縄ではヤギ料理のにおい消しに使われます。

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