ビタミン・ミネラル含有量がトップクラスの’ヨメナ’で免疫力アップ

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アンチエイジングにもおすすめ!’ヨメナ’の豊富な栄養素は女性の味方

本州から九州・四国にかけて自生するキク科の多年草’ヨメナ(嫁菜)’は、様々な効能を持つ栄養価の高い野草です。古くから多くの和歌に詠まれる嫁菜は、春の若芽を摘んで食べます。βカロテンが豊富で、ビタミンB群やカリウムなどの含有量は野菜の中でもトップクラスであり、免疫力アップや生活習慣病の予防、アンチエイジングなど様々な効果が期待できる万能食材です。

βカロテン:免疫機能向上、皮膚や粘膜を丈夫にする

ヨメナなど緑黄色野菜に多く含まれる脂溶性色素のカロテノイドのひとつβカロテンは、カラダの老化やガンなどの原因となる活性酸素を分解する酵素を活性化させる働きがあります。また、βカロテンは体内で必要量に応じてビタミンAに変換され働きますので、皮膚や粘膜を丈夫にして免疫機能を高めます。老化や生活習慣病、夜盲症やドライアイの予防に有効な栄養素です。

ビタミンE:血行改善、アンチエイジング効果

女性のためのビタミンとも言われるビタミンEは、皮膚や毛細血管を広げて血行をよくする働きがありますので、女性に多い冷え性や肩こり、腰痛などを改善します。また、過酸化脂質の生成を抑制して細胞の老化を防ぐ働きもありますので、アンチエイジング効果も期待できます。ヨメナなどの緑黄色野菜に多く含まれていますが、単独では吸収されにくい栄養素ですので、相性のよい油で炒めると吸収率がアップします。

ビタミンK:止血作用、骨粗しょう症予防

ビタミンKは腸内細菌から合成される、カラダの中でつくられる数少ないビタミンです。食物ではヨメナなどの緑黄色野菜や海藻類、特に納豆に多く含まれており、主に血液を凝固させて止血する働きがあります。また、骨からカルシウムが排出するのを防いで骨を丈夫にし、再石灰化の働きにも役割があるため、骨粗しょう症予防にも有効な栄養素のひとつです。

カリウム:高血圧予防、筋肉を正常に保つ

ヨメナなどに含まれるカリウムは、ナトリウムとともに体内の水分調節をする働きがあります。カリウムが不足してくると余剰ナトリウムの排泄が滞るため高血圧を引き起こしやすくなり、また、カリウムは細胞内の酵素反応を調節する役割もありますので、不足すると筋肉の働きが低下し筋肉けいれんを起こすこともあります。塩分やコーヒー、お茶やアルコールをとり過ぎたり、夏場など大量に汗をかくとカリウム不足になります。

鉄:貧血予防、成長サポート

ヨメナなどの緑黄色野菜や豆類、魚介やレバーに多く含まれる鉄は、赤血球中のヘモグロビンにヘム鉄としてとり込まれ、酸素と結合して全身に酸素を運ぶ働きをします。鉄が不足すると全身に酸素が行き渡らないため貧血症状が現われます。特に女性は月経で血液を失うので貧血になりやすい傾向がありますので、食物から積極的にとり込む必要があります。鉄はタンパク質やビタミンCと一緒にとることで吸収率がアップします。

ヨメナを使った主な料理

春の風物詩’ヨメナ(嫁菜)’は、3月から4月にかけての若芽部分を摘み取って食べます。アクがありますのでお湯でサッとゆでてから調理しますが、生のまま天ぷらにして食べるのもおすすめです。アク抜きしたものは冷凍保存できますので、お浸しや汁ものに使って一年中楽しむことができます。定番の料理はご飯に刻んだ嫁菜を混ぜて塩で調味する’嫁菜飯’がありますが、たけのこなど春の定番食材とあわせるのもおすすめです。

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