大ウソ検証!「天ぷらはカロリー高くて野菜の栄養壊れちゃう!」

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天ぷらは日本の国民食!でも栄養は?

日本人の大好物、天ぷら。野菜、山菜、海老、イカ、ちくわ…肉を天ぷらにする人も。まさに国民食ですね。天ぷらの定番の野菜といえばピーマンやナス、さつまいも、玉ねぎ、れんこん、かぼちゃなどが多いですが、多くの野菜は天ぷらにすることでまた違ったおいしさを感じられるものです。しかし天ぷらという調理方法によって野菜の栄養が損なわれないかどうかも気になりますね。果たして栄養はどうなっているのでしょうか。

天ぷらは理想的な調理方法

野菜を火に通すとビタミンCなどが逃げるというイメージがあるため、天ぷらもよくないのではないか、と心配になりますね。しかし実は、衣をつけて揚げることによって、栄養素を封じ込めたまま調理することが可能になるのです。衣の水分が蒸発していく一方で中の野菜は蒸されていきます。ゆで野菜より蒸し野菜のほうがビタミンCが残る量が多いので栄養の観点から推奨されていますから、天ぷらは理想的な調理方法と言えるのです。

ベータカロテンやビタミンEが摂れます

かぼちゃ・しそ、ししとうなどの緑黄色野菜にはベータカロテンが含まれています。この栄養素は肌の老化防止や動脈硬化予防、目の健康に働きかける成分です。油に溶けると吸収率がアップするので、天ぷらという調理方法を選ぶことで吸収を高められるのです。

同様に、ビタミンEも油溶性で、老化防止、生活習慣病改善、血流促進などの作用があります。天ぷらに使う植物油にはビタミンEが豊富ですから、これも健康にとても良いことになりますね。なお、ビタミンCは加熱によって壊れやすいので、野菜はできるだけ薄く切って、揚げる時間をできるだけ短くすると良いようです。

天ぷらは高カロリー?

油ギトギトというイメージがある天ぷらですが、意外や意外、思いのほかカロリーは低いのです。たとえば海老の天ぷらは一尾53kcal、かぼちゃは一切れ68kcal、油をよく吸うナスが1個たった36kcalなのです。天ぷらの盛り合わせ(海老、ナス、しいたけ、さつまいも、しそ、みつば)でたった241kcalとは驚きですね。

とはいえ、衣をたっぷりつけては台無しです。衣に吸収される油が増えるため、カロリーアップになってしまうのです。天ぷらの惣菜を買うと、衣の厚さにびっくりすることがありますよね。出来るだけ手作りで、衣を薄くしましょう。

野菜の栄養とおいしさを同時に得るなら天ぷらが一番

野菜は熱を加えることによって甘みが引き出されます。天ぷらの調理過程では「蒸す」という工程が加わっているので、甘みやおいしさもアップします。このため天ぷらにすることで、野菜がよりおいしくなるというメリットも得られるのです。

おいしい天ぷらは、大根おろしでいただきましょう。大根おろしのビタミンCには油の酸化を防ぐ力があります。そのため、胸やけ防止になるのです。また、衣のカロリーが気になる方には米粉をおすすめ。薄くついてからっと揚がります。カロリーが低く、栄養素を逃さない天ぷらは和食の傑作です。これまでカロリーが高いと信じ込んでいた方は、今日から安心して食べて下さいね。

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