骨の強化のビタミンK、美肌効果のビタミンC、ナズナはおかゆだけじゃない

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道端のナズナは小さい体に栄養素がいっぱい

道端や荒れ地にも元気に生えて別名ぺんぺん草ともいわれるナズナは日本全国の日当たりのよい場所に自生しています。また「春の七草」のひとつとして無病息災を願っていただくお正月の七草粥に欠かせない野草です。春を代表するだけあって小さい体に栄養がいっぱいです。実は食用だけでなく薬用として利尿効果や解熱の効果があるといわれ煎じてお茶としても利用されています。

ビタミンK:骨粗しょう症の予防を手助け

ナズナに含まれる特筆すべきビタミンであるビタミンKはカルシウムと結びつき骨の健康維持や骨粗しょう症予防に効果的で骨の強化に作用します。また血液を固め出血を止める作用にかかわり、その逆に血管内の血栓が固まるのを防ぐ役目もしています。そのため「止血のビタミン」とよばれます。ビタミンKが不足するとカルシウムが吸収しにくくなります。

ビタミンC:美肌効果や疲労回復に働く

お肌にビタミンCというのは昔からいわれてきました。人間の細胞の主成分はコラーゲンですがビタミンCがないとコラーゲンの生成がうまくいきません。またビタミンCは強う抗酸化作用があり動脈硬化や脳卒中心筋梗塞の予防やお肌の老化を防ぎます。ビタミンCは大量摂取しても体に蓄積されないので意識的に摂るとよいでしょう。ナズナにはビタミンCも含まれています。

鉄:貧血予防と疲労感の解消に

鉄は血液中のヘモグロビンを構成して肺から取り込んだ酸素を全身に運んでいます。鉄が不足するとヘモグロビンが作れず体が酸欠状態になります。鉄不足は体が酸欠状態になるだけでなく貧血になり全身の疲労感や息切れや顔色が青白くなります。鉄分は吸収が悪いのですがビタミンCやたんぱく質と一緒に摂ると吸収力がアップします。ナズナはビタミンCも豊富です。

ビタミンB群:8種類のビタミンがチームで働く

ナズナにはビタミンB群のうちビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6や葉酸が含まれています。ビタミンB1、B2や葉酸、ナイアシンなど8種類のビタミンをひとまとめにしてビタミンB群といいます。B群は互いに助け合って機能しエネルギーの供給や代謝に働きます。ビタミンB1は糖質、ビタミンB2は脂質の代謝に、葉酸は新しい赤血球を作るために必要とされます。

カルシウム:鉄以外のミネラルも豊富

ナズナは植物ですがカルシウムも含まれています。カルシウムは骨や歯の成分として有名です。骨に貯蔵されているカルシウムは強い骨を作り、不足すると骨粗しょう症の原因になるといわれているのは有名ですが血管の活動や神経の働きにも影響しています。不足すると精神的にイライラしたりします。体内で作れない栄養素なので積極的にカルシウムを摂りましょう。

ナズナを使った主な料理

一番有名なのはもちろん七草粥でしょう。七草粥以外で自生しているナズナを利用する場合は、第一にきれいな場所に生えているものを探してください。花がまだないもので緑色がはっきりしているものを摘んでください。そしてお店にある野菜以上によく洗いましょう。ゆでておひたしやあえ物、生のまま薄く衣をつけててんぷらにもできます。

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