「セラミド」でお肌にいつまでも潤いを メラニン阻止で美白効果もあり

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

元気な女性2_re

「セラミド」という言葉は化粧品によく使われていますから、女性なら聞いたことがあるのではないでしょうか。でも、保湿に関係していることは何となくわかっても、詳しいことは説明されないし、よくわかりませんよね。そこで、今回はお肌に大切な「セラミド」について、詳しく解説します。

「セラミド」とは

人間の皮膚は外側から「表皮層」「真皮層」「皮下組織」に分かれています。そのうち「表皮層」はさらに「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4つに分かれています。セラミドはこの一番外側に位置する「角質層」に存在している成分です。

角質層の細胞はケラチンというたんぱく質で出来ています。ケラチンは1枚ではなく、ブロックが並んでいるような状態で、それぞれのブロックの間には隙間があります。その隙間を埋めるのが細胞間脂質と呼ばれるもので、セラミドはこの細胞間脂質の主要成分なのです。セラミドは紫外線や細菌から肌を守り、保湿する働きをしていて、細胞間脂質の通常50%を占めているのですが、この量が減ると保湿作用が正常に働かなくなったり、バリア機能が失われてしまうのです。そのためシワやたるみといった肌の老化につながってしまいます。

セラミドは、細胞が基底層から生まれた時には細胞の奥で眠っている状態です。その後有棘層、顆粒層と上押し上げられて行き、角質層まで到達すると核から放出され、ケラチンの間を埋める細胞間脂質の主成分として働くようになります。角質層にあるセラミドは、現在6種類あると言われています。バリア機能や保湿機能、ターンオーバー機能などそれぞれの役割がありますが、加齢によって減少してしまいます。

セラミドの効能・効果

バリア機能

肌はいつも外部にさらされていて、紫外線やウイルス、ホコリの刺激を受けています。セラミドは細胞間脂質としてケラチンの隙間を埋めることで、紫外線や異物が肌に入り込むことを阻止しています。また、これらの刺激から肌を守っています。

保湿効果

角質層にある水分のうち80%以上はセラミドなどの細胞間脂質によって保たれています。空気が乾燥して湿度が30%以下になると水分が蒸発しやすくなりますが、セラミドが充分にあると、たとえ湿度が0%の環境でも保湿効果を保持することができます。逆に、セラミドが減少すると水分を留めておくことが出来ず、肌荒れ、シワ、たるみなどの症状が起こりやすくなります。

アトピー改善

アトピー性皮膚炎の肌の状態を調べると、セラミドの量が健康な人の肌に比べ非常に少ないことがわかりました。そのためバリア機能が正常に働かず、また保湿作用がなくなってしまうため外部の刺激を受けやすく、皮膚がだんだん厚くザラザラになってしまいます。そこでセラミドを皮膚に塗布したり食物で摂るなどすると保湿機能が高まり、肌の乾燥を抑えることができ、バリア機能も正常に働くようになると考えられています。臨床結果でも改善が確認されています。

美肌・美白効果

セラミドにはメラニン色素の生成を抑制する作用があり、シミやそばかすの予防に効果があります。

セラミドを効率的に摂るには

セラミドはこんにゃくイモや米、小麦、乳製品、大豆などに含まれています。1日に必要なセラミドの量は600~1200μgとされています。こんにゃくなら100gですが、白米なら25杯、玄米でも10杯食べないとその量になりません。そのため、サプリメントで摂取するほうが効率的でしょう。現在は多くのサプリメントが出ていますので、お肌の乾燥が気になり出したらサプリで補給するのも手ですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加