ナトリウムを効率的に摂ろう!梅干し1個で健康維持効果

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「ナトリウム」というとすぐ「塩分」と考えて避けてしまいがちですが、人間は塩分がなくては生きていけません。でも、思ってもいない所に含まれているのも塩分です。例えば、1日の成人目標摂取量は年々下がり、現在成人男性の目標量は8g未満、女性の目標量は7g未満となっているのですが、外食で八宝菜定食を食べるとそれだけでもう7.6gになってしまうんです。正しくナトリウムを摂るために、知っておいていただきたいことをまとめました。

「ナトリウム」と「塩分」の違い

食品のパッケージを見ると、成分表示には「ナトリウム」、「食塩相当量」というような表記があると思います。ナトリウムは食塩の一成分のことであり、イコールではないのです。

食塩相当量(g)=ナトリウム量(mg)×2.54÷1000

という計算式で求めることができます。

食塩というのはナトリウムと塩素から出来ていて、ナトリウムは体内の水分量を調節し、神経や筋肉が正常に働くようコントロールしています。塩素は胃液の成分となります。

ナトリウムの効能・効果

細胞の機能を正常に保つ

人間の細胞活動に必要な水分はナトリウムとカリウムのバランスがとても大事です。ナトリウムは細胞の外液に、細胞内液にはカリウムが多く含まれていて、この濃度バランスが崩れナトリウムが多すぎると細胞が水分を吸い込み過ぎて膨張し、血管を圧迫してしまいます。高血圧の原因がナトリウム(塩分)と言われるのはこのためです。

筋肉の活動を正常に保つ

ナトリウムは筋肉の動きに重要な役割を担っています。脳からの指令が来ると、ナトリウムは筋肉細胞の内側に入って緊張させたり、逆に外側に出て弛緩させたりという働きをします。激しい運動などの前にこの成分を身体に採り入れておくと、筋肉系のけがを予防して運動能力を維持する効果が期待できます。逆に不足すると倦怠感や疲労感を引き起こします。

また体内の筋繊維などにも影響があるので、心臓の正常な働きを助け、心臓の不調などの症状を予防する作用が確認されています。

神経機能を正常に保つ

情報の伝達は、電気信号となって神経組織を伝わって行きます。この電気信号は細胞外液のナトリウムイオンと内液のカリウムが入れ替わることによって生じます。ですからナトリウムが多すぎても少なすぎても電気信号が正しく伝わらず、正しい情報伝達ができなくなってしまいます。

情報の伝達というのはどんな些細なことにも関わっていて、たとえばケガをした時に痛いと感じるのも、運動中に多くの酸素を取り込もうと呼吸が荒くなるのも、すべてこの情報伝達によるものです。

ナトリウムを効率的に摂るには

肉体労働や激しい運動をする人は、水分と同時にナトリウムもしっかり摂らなくてはなりません。現在は「塩飴」のような便利なものも出ていますが、糖分もたくさん入っています。現代の食生活で糖分が不足することはまずないので、塩飴よりも梅干しをおすすめします。梅干しなら塩分のほかクエン酸も多く含まれるので疲労回復効果があります。

また、みそ汁も健康の観点から非常におすすめできる料理です。1杯あたり約1.5gの食塩が含まれているので、たっぷりの野菜と共に食べましょう。野菜はカリウムが豊富なので、バランスが取れる上、不要な塩分を体外に排出してくれます。

ナトリウムの摂取量を気にすることはとても大切ですが、運動や野菜をたくさん食べる事で体外に出て行きます。疲れた時にしょっぱい物が食べたくなったら、それは塩分不足だということですから、しっかり食べましょう。でも、サラダ以外の野菜物も一緒にたくさん食べて下さいね。

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