ご飯のとも’うめ’は有機酸やミネラルが豊富な健康食品

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

44_うめ_re

すっぱい’うめ’の栄養素で疲労回復!殺菌・抗菌作用は胃腸の味方

日本の食卓に欠かすことのできない食材’うめ’は、古くから様々な形で利用されてきました。一番馴染みがあるのは’梅干し’と’梅酒’で独特のすっぱさが食欲をそそるのですが、昔からちょっとした風邪や下痢などの胃腸障害があるときに積極的に食べられてきました。すっぱい成分であるクエン酸などの有機酸を多く含む梅は、殺菌・抗菌作用や疲労回復などの効果が期待されており、常備薬と言ってよいほど重宝する食品です。

クエン酸:疲労回復、殺菌・抗菌作用

クエン酸は鉄やカルシウムなどカラダに吸収されにくい脂溶性のミネラルを水溶性に変え、カラダに吸収されやすくする働きをしますので、調理の時に工夫して一緒に使うことをお勧めします。また、運動をした時などに筋肉中に生成される疲労物質’乳酸’を分解し疲労回復を早める働きもしますので、疲労が激しいときには食事や飲み物に’うめ’を積極的にとり入れるといいでしょう。

リンゴ酸:疲労回復を促す、自然治癒力を高める

’うめ’に含まれる有機酸のひとつであるリンゴ酸は、クエン酸サイクルを活発にする役割をしています。体に酸性物質がたまると血液のpHが酸性に傾き疲労を感じやすくなりますが、クエン酸サイクルの働きは酸性物質の分解を促し、疲れやすさを解消して疲労回復する効果があります。また、リンゴ酸は体内を弱アルカリ性に保つ働きもしますので、胃腸病などの予防や自然治癒力を高める効果も期待できます。

ピルビン酸:二日酔い、胃腸の調子を整える

二日酔いや疲れがたまってくると肝臓の機能が低下してカラダがだるくなるなどの症状が出てしまいます。’うめ’に含まれる有機酸のひとつピルビン酸には肝機能を活性化させ高める効果がありますので、疲れたときはもちろん、お酒を飲む前に梅干しなどを食べることをお勧めします。また、梅に含まれる有機酸は新陳代謝を促し悪玉菌の働きを抑えるうえ、胃腸の働きを活発にしておなかの調子を整えるという嬉しい効果もあります。

カリウム:高血圧予防、むくみの解消

カリウムは細胞内のナトリウム量を調整して余分なナトリウムと水分を排出し、腎臓で吸収されるのを防いで尿への排泄を促す働きをします。血圧を下げる作用もあるため高血圧予防にも有効です。大量に汗をかく夏にはカリウムが汗と共に排出されてしまうため、低カリウム血症が起こり、疲れやすいなど夏バテの症状が出てしまいます。’うめ’を献立に積極的にとり入れて夏バテを予防しましょう。

ムメフラール:血流の改善、生活習慣病の予防、疲労回復

ムメフラールは’うめ’の果汁を長時間煮詰めて作る梅肉エキスに多く含まれる成分で、生梅や梅干しには含まれない貴重な成分です。有機酸が多く含まれる梅肉エキスには殺菌や疲労回復、胃を保護する働きがあると古くから民間薬として利用されており、現代では血流を改善し生活習慣病を予防する効果も期待されています。梅肉エキスには食塩が含まれていませんので、塩分を制限されている方でも安心して摂取することができます。

うめを使った主な料理

アルカリ性食品の’うめ’は酸性を中和する働きをしますので、肉中心の酸性に偏りがちな食生活の現代人は積極的にとりたい食品です。代表的な梅干しは殺菌効果がありますので、おにぎりやお弁当にいれると安心です。また、調味料としても使いやすく、青魚の煮つけはもちろん、鶏や魚のフライや梅肉和え、パスタやうどんにも合います。梅肉ドレッシングは肉や野菜をさっぱりと食べることができお勧めです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加