強い生命力を持つツクシはカラダがよろこぶミネラルが豊富

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カラダによい栄養素が豊富!春の風物詩ツクシで生活習慣病を予防

春になると土手や田畑の畦などに頭を出すツクシは、昔から漢方薬として用いられるほど豊富な栄養素を含む食材です。カラダがよろこぶビタミンやミネラルが豊富ですので、生活習慣病の予防などが期待できる健康食材です。頭の部分がしっかりと締まっていて胞子を散らしていないもの、袴と袴の間隔が狭いものを選ぶようにしましょう。

ビタミンC:免疫力アップ、骨の強化

シミ対策や風邪予防などに有効な成分として知られるビタミンCは、皮膚や血管の老化を防ぎ免疫力をアップさせる作用のある抗酸化ビタミンです。また、ほかのビタミンやミネラルと一緒にとることで様々な効果を発揮するカラダにうれしいマルチな栄養素です。ツクシにも豊富に含まれていますが、ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱い性質ですので、煮汁ごとたべるか炒め物や揚げ物など短時間で済む調理法がおすすめです。

βカロテン:視力向上、免疫力強化

ツクシに含まれるβカロテンは、緑黄色野菜に含まれるカロテン類の中で最も多くの植物に含まれる成分です。健康を保つうえで重要な成分であるβカロテンは、体内に入るとビタミンAとして働きます。皮膚や粘膜を丈夫にして免疫力を高め、活性酸素を抑制するなどの作用があるため、生活習慣病を予防する働きがあります。また、悪玉コレステロールによる血管の閉塞を防ぐ効果も期待できます。

カリウム:高血圧予防、むくみ解消

カリウムは生命活動を維持するうえで不可欠な役割を担う人体には欠かせないミネラルのひとつです。細胞の浸透圧を維持し、余分なナトリウムの排泄を促して血圧の上昇を抑える作用がありますので、高血圧の予防に有効です。また、細胞内の酵素反応を調節し、筋肉を正常に保つ働きもあります。ツクシにも含まれるカリウムは水と熱に弱いので、煮汁も一緒にとる調理法がおすすめです。

カルシウム:歯・骨の組織を形成、精神鎮静作用

丈夫な骨や歯をつくるにはカルシウムが不可欠です。しかし、骨密度は20歳をピークに減少していくため、骨の強度を保つためには日ごろからカルシウムの摂取を心がける必要があります。また、カルシウム不足は精神状態が不安定になるためイライラしたり、肩こりや腰痛、血行の状態にも影響を及ぼし高血圧などの原因となります。春を代表するツクシはカルシウムなどのミネラル分が豊富に含まれるおすすめの食材です。

マグネシウム:筋肉の動きをよくする、生活習慣病予防

ツクシにも含まれるマグネシウムは、カルシウムやリンとともに骨や歯の形成に重要な役割を担うミネラルです。各種の酵素の働きをサポートし、様々なホルモンを活性化させる働きもあります。また、神経の興奮を抑え、筋肉の働きを正常化し、体温・血圧の維持に重要な役割を果たしています。加工食品に含まれるリンや大量のアルコールはマグネシウム不足の要因となり生活習慣病のリスクが増えますので気を付けましょう。

ツクシを使った主な料理

ツクシは灰汁が強いので、灰汁抜きしてから料理に使います。代表的な料理としては、卵とじやお浸し、つくだ煮などがありますが、袴だけ取って灰汁抜きしないままカラッと揚げる天ぷらもおすすめです。そのほかにも炊き込みご飯やちらし寿司、ペペロンチーノやチヂミ、ピクルスや砂糖漬けなどのほろ苦いお菓子など、様々な料理で春を楽しめます。

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