尿と尿路のトラブルに!体で変化するキナ酸の効果

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尿と尿路のトラブルに!体で変化するキナ酸の効果

アカネ科の樹木キナノ木の皮から発見されたことから名づけられたキナ酸は、ファイトケミカルの一種です。

この成分は、体に取り込まれると、代謝を受けて馬尿酸という物質に変換されます。馬尿酸は、利尿作用を高め、尿を酸性に保つことで、尿路の細菌の繁殖を抑えます。キナノ木にこの成分は多く含まれていますが、食材では、クランベリー等に多く含まれています。

キナ酸が尿に与える影響!微酸性尿の効果とは

キナ酸はまず、肝臓で安息香酸に代謝され、その後、馬尿酸に変換され尿を微酸性に保ちます。尿がアルカリ性になると、尿路に雑菌が繁殖し、様々な場所の炎症の原因となります。また、利尿を促進し尿路に老廃物をためず排泄します。

そのため、尿路の炎症、頻尿の予防の効果が期待できます。また、尿臭が緩和される効果も知られてます。

カフェオイルキナ酸の効果!脳の老化予防にも効果あり

この成分の一種であるカフェオイルキナ酸は、アミロイドβというたんぱく質が脳につくる固まり(老人班)が引き起こす脳神経細胞の欠損から細胞を守ります。また、低酸素により脳神経に与えられるダメージから守ってくれるタンパク質の発生を促す役割もあります。

そのため、低酸素による脳神経のダメージや脳の老化による記憶障害の予防の効果が期待できます。

ダントツの含有量!クランベリーのキナ酸

キナ酸は、グレープフルーツや、キウイ、リンゴ、コーヒー豆にも含まれますが、クランベリーに含まれる量は非常に多く、グレープフルーツの5倍程度含まれます(100%クランベリージュース100g中に962g)。

クランベリーをヨーグルト等に混ぜて食べても良いですが、手っ取り早くジュースで飲んでも十分な量を摂取できます。

脳の老化予防ならコーヒーのキナ酸

前述のカフェオイルキナ酸は特にコーヒーに含まれます。コーヒー豆は生のものより媒染したほうが含有量が多いです。

また、コーヒーにおいてこの成分は、ポリフェノールと結合して、クロロゲン酸として存在しますが、クロロゲン酸は高い抗酸化力もあります。そのため、脳の老化による記憶障害の予防に加え細胞の老化も防ぐ効果が期待できます。コーヒーとして飲んで十分に摂取できます。

1日2000mgをとるなら・・・

キナ酸の必要摂取量は特に定められていませんが、尿路感染症を予防するのであれば、1日2000mg程度摂取したいところです。

100%のクランベリージュースでしたら、1日200ml程度を飲むことで摂取できる量です。すぐに効果が期待できる成分でもないので、毎日の摂取を心がけたいものです。

飲み物から気軽に摂取!脳と尿にやさしいキナ酸

キナ酸が尿を微酸性に保つことで、結石を溶かす効果もあります。そのため、尿路結石の予防の効果もあります。

コーヒーや、クランベリージュース、サジージュース等の飲料から成分を気軽に摂取することができます。泌尿器系の病気が心配な方、尿臭が気になる方、頻尿が気になる方、物忘れが激しい方等は、毎日の摂取を心がけるようにしたいものです。

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