冬中夏草とは?“不老不死の長寿の秘薬”と呼ばれた「冬中夏草」の効果に迫る!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

漢方_re

冬中夏草とは

冬中夏草とは、昆虫などの体に寄生して成長するキノコの仲間をいいます。冬に地中の中にいる虫の幼虫に寄生し、夏になると発芽して棒のようなキノコが地表に現れます。冬中夏草は、世界でなんと350種類もあるといわれています。中でも、コウモリガの幼虫に寄生するものが、最も効果があることが判明しています。“不老不死”や”精力増強効果”がある漢方薬として、誰しもが一度はその名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?

冬中夏草は、自然界の偶然によって生み出されたものであることや、病気の予防や改善効果があることから、現在でも非常に貴重であり、高価なものとしても有名です。また、免疫力アップやストレスの緩和以外にも、性機能の改善や疲労回復など、幅広い効能を持ちあわせています。

冬中夏草の効果

免疫力アップ

冬中夏草には、β-D-グルカンや多糖類が豊富に含まれており、これらの成分が結合することで免疫機能が活性化されます。つまり、病気にかかりにくい体をつくることができるのです。また、体内で発生する活性酸素を除去する酵素の働きをサポートする亜鉛も含まれており、亜鉛の抗酸化作用によって老化や病気などの予防に役立ちます。さらに、紫外線などによる遺伝子やDNAの損傷を和らげる作用もあることがわかっています。

ストレスの軽減、うつ病の予防

冬中夏草には、必須アミノ酸のトリプトファンやチロシン、ビタミンB1なども含まれており、これらには、”幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンの材料となります。セロトニンは、精神状態を安定させて心を穏やかにする作用があり、ストレスを軽減してくれる効果が期待できます。ストレスはうつ病のなどの精神疾患を引き起こすことがわかっています。

冬中夏草によりストレスが緩和されれば、これらの精神疾患をおこすリスクをも軽減できるのです。現代は”ストレス社会”と呼ばれるほど、ストレスを溜める傾向にあります。冬中夏草を摂取して、ストレスに強い体になりましょう。

冬中夏草の摂取方法

冬中夏草は非常に天然の産物であり、高価なため、入手するのが難しいといわれていますが、手に入ることがあれば、以下の方法を試してみましょう。その際、天然のものは細菌に汚染されていることがあるので、しっかり洗ってから使用しましょう。

お茶に煎じて飲む

天然ものの有効成分を効果的に摂取するためには、煎じて飲むのが一番といわれています。細かく切ったり、すり潰してから、金属製以外の鍋に入れて加熱します。沸騰したら、とろ火にして水の量が半分になるまで煎じて、こし器でこしてから飲みましょう。温かい状態で飲むと、有効成分の吸収率がアップします。

スープや煮物に入れる

冬中夏草はキノコですが、独特の香りはあまりなく、ハーブのような味わいといわれています。生のまま食べても、有効成分が体に吸収されることはないため、中国などでは薬膳料理に使用されることが多いようです。そのため、通常の料理では、スープや煮物などに使用するのがおすすめです。ただ、加熱すると変質する性質があるため、高温で加熱しすぎないように調理することがポイントです。

冬中夏草の1日の摂取量

冬中夏草は、1日の目安摂取量は特に決められていません。そのため、常識の範囲内であれば、副作用などの心配はしなくて大丈夫です。しかし、ごくまれに胃部不快感や吐き気、口の渇きなどが起こることがあるため、ご自身の体調を見ながら、摂取量を調節するようにしましょう。また、冬中夏草には免疫機能を活性化させる効果があり、自己免疫疾患の方は症状が悪化することが考えられるため、摂取を控えることをおすすめします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加