「トリデカン酸」は血管を強くする脂肪酸上手に摂ってコレステロールを正常に

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「トリデカン酸」という言葉を聞いたことがありますか?これは脂肪酸の仲間で、その中でも飽和脂肪酸という種類に分類されます。飽和脂肪酸というと「太る」「動脈硬化を引き起こす」など、マイナスなイメージが強いかと思いますが、これも体には大切な成分で、適切に摂取すれば健康な身体づくりに役立つのです。

「飽和脂肪酸」の作用

トリデカン酸を含む飽和脂肪酸は脂質の材料であり、大切なエネルギー源です。主にラードやバターなど肉類の脂肪や乳製品に多く含まれています。ラードやバターと聞いてわかるように、常温では固体です。そのため体内でも固まりやすい性質があります。

中性脂肪やコレステロールの原因になると言われるのは、血液の粘度を高めたり、これらの合成を促進するためです。ですから、摂り過ぎは生活習慣病を引き起こす原因となりますが、不足すると血管がもろくなり、脳出血などの原因ともなりますので、あまりに控えるのも問題です。

トリデカン酸を含む飽和脂肪酸は、必要な分をエネルギーとして使ったら不要な分は皮下脂肪や内臓脂肪として蓄積され、必要な時には蓄積分を利用することができます。普段は不要なものとして嫌われますが、何らかの緊急事態の時には生命を維持するために使われるので、ある程度は蓄えておかなければなりません。

トリデカン酸(飽和脂肪酸)の効能・効果

エネルギー生成作用

脂質は1gで9kcalのエネルギーになるとされ、非常に効率のよいエネルギー源です。炭水化物は1gで4kcalにしかならないため、効率的に摂るには脂質のほうがずっと良いのです。ですから、食の細い方や体力がない方は、バターや乳製品を使った料理を少しずつ食べることをおすすめします。

血管を健康にする作用

トリデカン酸を含む飽和脂肪酸はコレステロールの元となっており、適切な量をとることで血管を健康にする作用があります。トリデカン酸などで作られるコレステロールは悪玉でも善玉でもなく、細胞の構成成分になったりホルモンなどの材料になるなど大切な役割があります。適切な量を摂ることで血管が丈夫になると言われています。

コレステロールが悪玉になったり善玉になったりするのは、リポタンパクという成分の作用の違いです。リポタンパクには高比重リポタンパクと低比重リポタンパクなどがあり、コレステロールがどちらに取り込まれるかで悪玉になったり善玉になったりするのです。

悪玉はコレステロールを末梢に運ぶ作用があり過剰摂取は禁物です。しかし善玉には血中の余分なコレステロールを肝臓に運ぶ役割があり、適切な量を摂取できれば健康な血管を維持することができます。これによって、脳出血などを予防する効果があるとされています。

効率的に摂取する方法

このように非常に重要な成分ではありますが、脂肪酸ですから摂り過ぎはよくありません。牛脂、ラード、パーム油、牛乳、バターなどに多く含まれていますので、カロリーを気にするのであれば、牛乳で栄養を摂りながらトリデカン酸も摂取するのが良いでしょう。

また、チーズにも含まれていますから、ちょっと小腹がすいた時などは甘い物よりベビーチーズなどを食べるようにすれば、栄養のバランスが良いので空腹感が抑えられます。プロセスチーズ1枚61kcalに対しせんべいの場合1枚で40~75kcal、クッキーなら1回分でやはり50~100kcalありますから、栄養のためにもチーズを摂ることをおすすめします。

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