ゼリーで摂れる必須アミノ酸「トレオニン」は美肌・美髪効果あり

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「トレオニン」または「スレオニン」(Threonine)は、500種類以上あるアミノ酸のうち人間のたんぱく質を構成するアミノ酸20種のうちの一つです。また、体内で合成できない必須アミノ酸でもあります。必ず摂らなければならないと言われる必須アミノ酸の「トレオニン」、どんな効能があるのでしょうか。

「トレオニン」とは

トレオニンは成長や新陳代謝に必要な成分で、食材から摂る必要があります。多くは鶏肉、七面鳥、卵、ゼラチンなどに多く含まれているので、ベジタリアンは不足しがちな栄養素です。必須アミノ酸とは体に必要なアミノ酸のうち体内では合成できないもので、9種類あります。不足することはあまりありませんが、9種類のバランスが悪いとそれぞれの働きがうまくできません。

バランスの良い食材を「良質たんぱく質」と言い、肉、魚、卵、乳製品、豆などがそれに当たります。動物性たんぱく質のほうが吸収率が良く、90~99%が利用されるのに対し、植物性たんぱく質は70~90%と言われます。その中にあって大豆プロテインは非常に吸収されやすくなっているので、ベジタリアンはこういったものをうまく利用しましょう。

トレオニンの効能・効果

脂肪肝の予防

トレオニンは新陳代謝を促すことで、肝臓に脂肪が蓄積するのを抑制する働きがあります。脂肪の多い食事やアルコールを多量摂取していると、幹細胞の30パーセント以上に中性脂肪が蓄積された状態となります。自覚症状がないため悪化しやすく、動脈硬化などの生活習慣病を引き起こす原因となります。

美肌効果

体内には天然保湿成分があり、肌を乾燥から守ってくれています。トレオニンはこの成分に含まれており、不足すると肌荒れなどの症状を起こします。また、体内でコラーゲンの材料となるため、積極的に摂ることで美肌が期待できます。

髪の潤いを保つ

間違ったダイエットをすると髪の毛につやがなくなる、というのは経験された方も多いでしょう。髪の毛はたんぱく質でできていて、そのたんぱく質にはトレオニンも含まれています。トレオニンには特に髪の潤いやハリを保つ効果があるので、たんぱく質を制限するダイエットをおこなうと髪の栄養が不足してしまい、つやがなくなったり切れやすくなってしまいます。

胃炎改善

トレオニンには胃酸の分泌をコントロールする作用があります。そのため暴飲暴食で胃に炎症が起こった時に摂ることで、バランスを正常に戻してくれます。ただし食欲増進にもつながるので、食べ過ぎには注意して下さい。

トレオニンを効率的に摂るには

鶏肉、卵、ゼラチンなどに多く含まれています。ゼラチンはゼリーの素が市販されていますから、鶏肉や卵が苦手な方でも無理なく摂れるのではないでしょうか。ゼリーは元々はふやかしたりする手間がかかりましたが、今は60度程度に温めた汁の中に入れて溶かすだけで使えるものが出ています。ジュースや果物の缶詰を利用すれば簡単です。また、ゼリー寄せなどにするのもおすすめです。

魚で摂取する時は煮付けにすると、骨からもゼラチン質が溶け出すのでより多くトレオニンを摂ることができます。魚があまり好きでない人は、煮付けを少量食べるようにしましょう。穀類にもトレオニンは含まれているのですが、動物性に比べ消化吸収されにくいと言われます。さつまいもや大豆にも比較的多く含まれているので、ベジタリアンや鶏肉の苦手な人は、特に大豆製品を普段から意識して摂るようにすると良いでしょう。

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