秋田名産「とんぶり」は食物繊維ダントツ!生活習慣病予防にもおすすめ

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「とんぶり」って知っていますか? 緑色のプチプチした食材で、「畑のキャビア」と呼ばれている、秋田の名産品です。この食品は食物繊維が豊富で、女性の味方なんです。秋田美人を目指して、一度食べてみませんか?

「とんぶり」とは

「とんぶり」とは、ホウキギ(箒木)というアジア原産の植物の実です。中国から入って来たもので、茎を乾燥してほうきにしていたことからホウキギと呼ばれたようです。中国ではとんぶりを「地膚子:ぢぶし」と言い、高い利尿効果と強壮作用で古くから漢方薬に処方されていました。日本では現在主に秋田県で栽培・加工されています。コンバインで脱穀されたとんぶりの実は1週間ほど天日で乾燥し、その後何時間も茹でてから水にさらし、手作業で皮を取り除きます。非常に手と心のこもった食材なのです。

とんぶりの効能

「畑のキャビア」と呼ばれるだけあって、プチプチの食感は口の中に入れるだけで楽しくなります。でも、とんぶりのパワーはそんなものではないんですよ。

便秘改善・大腸がん予防

とんぶりに含まれる食物繊維は100g中約7.1gと非常に多く、食物繊維の多さで知られるゴボウの約5.7gを上回ります。特に不溶性食物繊維6.5gと多いのが特徴です。不溶性食物繊維は大腸で水分を吸収することで便のかさを増やします。また腸壁を刺激するので蠕動運動が活発になり、便秘を改善してくれます。また、不溶性食物繊維は水溶性より有害物質を排出する力が強いので、大腸がんの予防にも良いとされています。

コレステロール値低下、血糖値上昇抑制、糖尿病予防・改善

とんぶりにはサポニンという成分が含まれています。サポニンは脂質の代謝を促進し、コレステロールの吸収を阻害する作用があります。また、とんぶりのサポニンにはスコパリアノシドとコチアノシドという特殊な成分が含まれていて、血糖値上昇抑制作用が認められていますから、糖尿病予防や改善に役立ちます。更に、悪玉コレステロールを抑制するリノール酸も豊富に含んでいます。

免疫力向上

とんぶりにはβカロチンが豊富に含まれています。この成分は免疫活性作用や抗酸化作用があります。またビタミンEも野菜としては多く含有し、活性酸素を退治する力があります。

利尿作用、高血圧予防

豊富なカリウムが、体内に滞留する水分を無理なく排出してくれます。特にナトリウムの排出を促すので、高血圧やむくみを防ぐ効果があります。

骨粗しょう症予防

成分のビタミンKは、カルシウムが骨に吸着するのを助ける作用と、骨からカルシウムが排出されるのを防止する働きがあります。骨の健康のために必要な成分です

止血作用

ビタミンKには、ケガなどで出血した時に止血し、かつ他の部分は血液が凝固するのを防ぐというダブル作用があります。このように、とんぶりは生活習慣病予防、アンチエイジングなど幅広い効能を持っているのです。

とんぶりを使った主な料理

秋田では、とんぶりは特に長芋と相性が良いことで知られています。長芋をすりおろし、その上にとんぶりを乗せ、最後にうずらの卵黄をトッピングするのが代表的な食べ方。そのままおかずにしても良いし、スパゲティに混ぜたり、蕎麦と合わせてとんぶりとろろ蕎麦にしても美味。納豆に混ぜて食べるのもおすすめです。梅とも相性が良いそうですよ。また、見た目がそっくりなので、キャビア代わりに使っても。プチプチ感を楽しんで下さいね。

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