「タマネギ」は生活習慣病の予防に最適な食材!生でも加熱してもOK

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食卓に欠かせない食材「タマネギ」。当たり前のように使っていますが、実はとても効能のある食物なのです。

「タマネギ」とは

原産は中央アジアと言われていますが、詳しいことは現在も不明です。紀元前のエジプト王朝時代には既に、ニンニクと共に労働者が食していました。ユリ科に属し、普段私たちが食べているのは鱗茎(りんけい)と呼ばれる葉の部分です。真ん中に短い茎があり、その周辺に葉が年輪のように生えて球形になっています。

日本のタマネギの多くは辛味がある黄タマネギですが、辛味のほとんどない白タマネギや赤タマネギといった品種もあります。黄タマネギの主な栽培地は春まき栽培が北海道、秋まきは関東より西の各地域です。白タマネギや赤タマネギはサラダオニオンと呼ばれ、愛知県や静岡県で栽培されています。

また、収穫後も長期保存が可能で、常温でも数か月は保存できます。生ではアリシンと呼ばれる辛味成分が強く、スライスした時に粘膜が刺激され涙が出るのですが、加熱すると刺激はなくなり、甘みも強くなります。

タマネギの効能・効果

動脈硬化予防

タマネギの辛味成分アリシンには、血行を促進し血液をサラサラにする作用があります。また善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを減らす作用もあり、血液の流れを良くし血栓を予防するので、動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞といった症状の予防につながるのです。

血糖値の上昇を抑える効果

アリシンにはビタミンB1と共に働きインスリンホルモンの分泌を正常にする作用があります。インスリンホルモンが分泌されると血糖値の上昇が抑制されるため、動脈硬化などの症状を防ぎます。

疲労回復効果

疲労回復に最も効果があるのはビタミンB1と言われています。タマネギのアリシンにはビタミンB1と結合することで効果を強め、さらに効果を持続させる作用があります。ビタミンB1は体内に長く留まることができない成分なのですが、アリシンと結合することで体内に長時間留まることができ、疲労回復効果を持続させることができるのです。

生活習慣病予防

アリシンには抗酸化作用があります。ストレスや紫外線、喫煙などによってどんどん溜まってしまう活性酸素は細胞を錆びつかせ、老化の原因となります。タマネギにはこの活性酸素を除去する力があるため、生活習慣病の予防に大変有効です。

感染症予防

アリシンには強力な殺菌作用もあります。サルモネラ菌、チフス菌、コレラ菌などを殺す作用があり、古くから食中毒予防の薬味としても使われてきました。

食欲増進効果

アリシンの香りには消化液の分泌を促進する作用があります。そのため胃腸の働きが活発化し、食欲が増進し消化吸収も高めてくれます。

ダイエット効果

タマネギにはケルセチンというポリフェノールの一種が含まれています。血圧を下げたり有害物質を排除したりなどの効果のほか、脂肪燃焼促進効果も知られています。内臓脂肪を燃焼しやすくしてくれるので、運動や食事制限でもなかなか落ちにくい内臓脂肪も、落としやすくなります。

タマネギを効果的に摂る方法

タマネギの成分は熱に強いので炒め物に最適です。しかも加熱によって、胃粘膜の保護や胃炎を鎮めるなどの効果があるメルカプタンという物質ができます。加熱によってかさも減り食べやすくなりますから、おすすめです。1日50g、1/4個程度も摂れば良いと言われているので、みじん切りにしてスクランブルエッグやハンバーグに入れたり、薄切りにしてみそ汁に入れたりすれば簡単ですね。

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