「セリン」は物忘れに効く!シルクプロテイン成分で美肌・美白効果も

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「セリン」はシルクプロテインの成分で、非必須アミノ酸です。シルクといえば美肌にとても良いと言われているのはご存知だと思いますが、実は脳にもとても有効な成分なのです。

「セリン」とは

セリンは絹になる核のフィブロインを取り囲んでいるたんぱく質「セリシン」の構成成分です。人間のたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸の一つでもあります。ホスファチジルセリンという、思考の健康に大変重要な役割を果たしている成分がありますが、セリンはこの成分の原料になります。

また、細胞は細胞膜で覆われていますが、その細胞膜はリン脂質で出来ています。体内で脂肪が運ばれたり貯蔵される時にたんぱく質と結合させるという作用があり、リン脂質が不足すると細胞膜が正常に働かなくなったり血管にコレステロールが溜まりやすくなり、生活習慣病を発症しやすくなります。そのリン脂質を作っているのがセリンなのです。

また、外部の刺激を脳に伝える神経伝達物質アセチルコリンを合成する働きもあります。アセチルコリンは筋肉の収縮や副交感神経を働かせる作用があり、睡眠に重要な役割を果たすとされています。

セリンの効能・効果

脳機能の改善

セリンはホスファチジルセリンの材料です。ホスファチジルセリンは脳細胞の新陳代謝を活発にする作用があり、脳の老化を止め、記憶力や集中力、判断力などを良くすると言われています。また気分の落ち込みや不安感にも効くとされています。ホスファチジルセリンは体内で作られている成分ですが、加齢と共に減ってしまいます。特に50代以降急激に減るとされ、いわゆる物忘れの原因となっています。

アルツハイマーや認知症の改善

ホスファチジルセリンはアルツハイマーや認知症にも改善効果があることが臨床でわかっています。脳細胞に栄養を送り、老廃物を排泄する作用があり、神経伝達物質アセチルコリンやドーパミン、セロトニンの分泌量を増やす働きもあるとされています。

ストレスの緩和

ストレスが多くなると、精神を興奮させるベータ波が増えると言われています。ホスファチジルセリンにはアルファ波を増やす作用があり、興奮を鎮めリラックスさせてくれます。そのため、セリンを摂ることでホスファチジルセリンが増え、ストレスを緩和させてくれるのです。

不眠解消効果

セリンは間接的にアルファ波を増やす作用があるため、寝つきが良くなり、睡眠の質も良くなります。またアセチルコリンを合成するので、副交感神経が優位になることでも睡眠を誘ってくれます。

美肌・美白効果

セリンはシルクプロテインの成分であり、肌の保湿に大切な役割を果たしています。また、セリンは体内でシステインという成分に変換します。毛髪や皮膚のターンオーバーに深く関わっている成分で、新陳代謝を高めてくれます。さらにメラニン色素が出来にくくなる作用もあり、美白効果も期待できます。

セリンを効率的に摂るには

セリンは牛乳、大豆、しらす、チーズ、かつお節などに多く含まれています。1日に必要とされる摂取量は大人の場合100mgから300mgとされていますが、牛乳コップ1杯、豆腐1/4丁、卵なら1/2個、プロセスチーズならスライス1~2枚で充分です。また過剰に摂取しても代謝されるため、問題はないとされています。

サプリメントでは「ホスファチジルセリン」の形になっているので、より効率的に摂取できるでしょう。多くのメーカーからサプリメントが出ているので、ちょっと物忘れがひどくなって来たと感じたら、摂ってみても良いかもしれませんね。

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