ストレスには「パントテン酸」!動脈硬化予防や美肌・美髪にもおすすめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

疲労_re

よくコーヒーやアルコールを摂る方、最近何となくイライラしていませんか?もしそう感じたら、パントテン酸不足かもしれません。動脈硬化予防にも効果があるとされる、「パントテン酸」について知識を深めましょう。

「パントテン酸」とは

ギリシャ語で「広範囲にある、どこにでもある」という意味のパントテン。「パントテン酸」はその名の通り、あらゆる食品に含まれている上、体内でも作ることができる成分で、ビタミンB群の一種です。ビタミンとしては5番目に発見されたので、ビタミンB5とも呼ばれています。

どこにでもある、と言われるくらいですから、通常は不足することはありません。ですがカフェインやアルコールで大量に消費されてしまうのです。また、腸内の細菌からも作られるのですが、抗生物質を服用している場合腸内細菌が死んでしまうため、やはり不足がちになります。不足すると、イライラ、疲労、頭痛、食欲不振、手足の知覚障害といったことが起こります。

パントテン酸の効能・効果

ストレス防止

ストレスが起きると、体内では副腎皮質ホルモンが分泌され、血糖値を上げることでエネルギーを増やしてストレスに対する抵抗力を強めます。パントテン酸は副腎皮質ホルモンの働きを促進する作用があります。そのため、パントテン酸は「抗ストレスビタミン」とも言われます。

動脈硬化予防

パントテン酸は善玉(HDL)コレステロールの合成を促進する作用があります。コレステロールは肝臓で作られ、悪玉(LDL)と呼ばれるたんぱく質が体の隅々まで運び、善玉(HDL)たんぱく質が余ったものを肝臓に戻します。この状態を悪玉(LDL)コレステロール、善玉(HDL)コレステロールと呼ぶのですが、悪玉たんぱく質が多すぎると血管の内側に溜まり、血管が硬くなってしまうのです。パントテン酸は善玉たんぱく質の合成を促進するので、動脈硬化を予防すると考えられています。

美肌・美髪効果

パントテン酸にはビタミンCを助ける作用もあります。コラーゲンの生成に不可欠なビタミンCを助けることで、お肌のうるおいやハリを保ってくれます。また、髪の毛にもコラーゲンが含まれていますから、パントテン酸は美しい髪になくてはならないものです。この成分が名前の由来となった有名ヘアケア製品もあります。(「パンテーン(PANTENE)のことです。もし固有名詞を出してかまわないのであれば、「有名ヘアケア製品」の後に入れて下さい」

パントテン酸の摂り方

精神安定やアンチエイジングに効果的なパントテン酸ですが、熱や酸、アルカリに弱いという欠点があります。加工や調理によって約半分が破壊されるとも言われますので、調理したものは多めに摂るか、生のままで摂ることがおすすめです。多く含まれる食材は納豆、卵、レバー、鶏肉、うなぎ、たらこ、キノコ類など。納豆ごはんや卵かけごはんで食べるのが簡単ですね。それ以外のものは、あまり長く煮たり炒めたりしないように気をつけ、量で調整すれば大丈夫。

必要目安量は、1日男性が6.0mg、女性は5.0mg(妊婦6.0mg、授乳婦9.0mg)です。納豆1パック(50g)で1.8mg、卵1個で0.87mg、焼き鳥2本では1.54mg。それぞれの量は少ないですが、この3つだけで4.21mgも摂れていますから、通常の食事をしていれば心配することはありません。ですが、カフェインやアルコールで消費されてしまうので、毎日コーヒーやお酒を何杯も飲む人は、サプリメントなどで意識的に摂ったほうが良いかもしれませんね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加