「スクワレン」で細胞を元気に!抗酸化作用で免疫向上、美肌効果も

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「スクワレン」は体内で生成されている油脂の一つです。一時は深海サメから取れる油だということで評判になりましたが、オリーブオイルにも含まれています。とても肌に良いとされているスクワレンについて、まとめました。

「スクワレン」とは

スクワレンは日本で1906年にサメから発見された油脂です。ただ、スクワレンが発見される前からサメの肝臓の解毒作用については知られていました。中国では明の時代に既にその記載があり、ミクロネシアやスウェーデン、スペインなどでも漁師たちがその効能を知っていました。

深海サメは水深300~1000メートルに生息していますが、この水域の海水には酸素がほとんどありません。ところが深海サメには酸素を取り込むための臓器はなく、その代わりスクワレンを肝臓に多く含有しています。そこで研究を重ねたところ、このスクワレンには酸素と結びつく性質があり、その酸素を利用することで深海でも生きていけることがわかったのです。

人間の場合、スクワレンは肝臓や皮膚で毎日合成されていますが、その後コレステロールに変わるため、体内に留まっている量は決して多くありません。また年齢と共に減って行ってしまいます。日本ではスキンケアとして使われることがほとんどですが、その解毒作用から万能薬として多くの国で使用されています。

スクワレンの効能・効果

細胞を元気にする

細胞を覆っている被膜はコレステロールから作られますが、コレステロールの材料となるのがスクワレンです。スクワレンは人間の皮脂に含まれていて、肌の水分と油分のバランスを取る作用があります。そのため、加齢によってスクワレンが減少すると、新陳代謝が衰え、細胞のターンオーバーがうまく行かなくなってしまいます。

免疫力強化

スクワレンはリンパ節、骨髄、副腎、肝臓などにも広く分布しています。これらの部位は免疫力を維持するために大切です。スクワレンを摂取するとリンパ球やマクロファージなどの免疫細胞を強化し、病気に負けない体を作ってくれると言われています。

抗酸化作用

乱れた食生活や紫外線、ストレスなどで私たちの体内では日々活性酸素が生み出されています。スクワレンは酸素と結びつく作用があることから、体内で不要な酸素を取り込み、活性酸素に変質することを防いでいると考えられています。

鎮痛作用

スクワレンには鎮痛作用があり、壊れた組織に働きかけ、組織を修復する働きがあるとされています。特にケガなどで傷ついた部位に塗ると、傷口が早く治ると言われています。

殺菌作用

スクワレンには強い殺菌作用があることが知られています。大腸菌、赤痢菌、ブドウ球菌、カンジダ菌などに高い効果があることが実験でわかっており、さらに白癬菌の発育も止めることができるので、水虫の治療薬としても有効です。

浸透作用

スクワレンは元々体内にある皮脂成分なので、肌に塗った時皮脂の異物を取り込まないバリア機能をすり抜け、肌の奥まで浸透します。そのため、薬剤と混ぜることでその成分の浸透力が高まります。スクワレンだけを塗布した場合もよく浸透するため、スキンケアにも最適と言われています。

スクワレンを効率的に摂るには

スクワレンは水素を添加することで「スクアラン」となり、スキンケア製品が市販されています。細胞を元気にし保湿効果を高めるので、スキンケアの最後に手に取り、薄く伸ばすと効果的です。

また、食用として摂る場合はオリーブオイルが手軽です。にんにくと混ぜてガーリックオイルを作れば、パンに塗るだけで美味しいガーリックトーストがいただけます。サラダにかけるのも手軽です。健康に良いと言われるオリーブオイルを使って、スクワレンの美肌効果もいただきましょう。サプリメントもたくさん出ていますから、オイルのカロリーが気になる場合はそちらを利用しても良いですね。

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