シークワーサーはビタミンCとクエン酸で免疫力アップと疲労回復に効果

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シークワーサーの栄養素はすっぱさの中にあり

シークワーサーは沖縄特産のかんきつ類です。「シー」は沖縄の方言で酢や酸という意味でかつて芭蕉布の洗濯やしみ抜きに使われていました。名前の通り非常にすっぱいのですがクエン酸やビタミンCが豊富です。また四季橘(しききつ)という東南アジアや台湾原産のかんきつ類に似ていますが、ノビレチンという成分は四季橘にはほとんど含まれていません。

カリウム:高血圧を予防

カリウムはミネラルの一種で人体に欠かせないものです。シークワーサーには100グラム当たり180ミリグラムのカリウムが含まれています。カリウムは細胞の浸透圧を一定に保つ働きがありナトリウムの排出をうながすので血圧の上昇を防ぎます。カリウムが不足すると不整脈や夏バテを起こしやすくなります。カリウムの摂りすぎは腎臓の悪い方は注意しなければいけませんが、健康な方は過剰摂取しても体内に排出されます。

クエン酸:血液をサラサラに

クエン酸はシークワーサーのすっぱい成分です。疲労は筋肉の乳酸の増加によりますがアルカリ性のクエン酸は乳酸を分解し疲労の予防や改善に役立ちます。最近いわれる血液がドロドロ状態というのは血液が酸性に傾いているということですがクエン酸はアルカリ性なので血液のPh値を弱アルカリ性に変えます。またカルシウムなどミネラルの吸収力をアップさせるキレート効果があります。

ビタミンC:抗酸化作用

ビタミンCは強い抗酸化作用を持ち血管の老化を防ぎ心筋梗塞や脳梗塞を予防します。また鉄分の吸収を助ける働きもあります。シークワーサーにはビタミンCが豊富に含まれていますがヘスピリジン(ビタミンP)というビタミンCを安定させるものも含まれています。ビタミンCが不足すると血管が弱くなり歯茎から血が出やすくなります。ビタミンCは体内に蓄積されないので積極的に摂ってください。

ノビレチン:ポリフェノールの一種

シークワーサーにはポリフェノールが多くそのひとつがノビレチンというフラボノイド(黄色の色素)の一種で100グラム中267ミリグラムと非常に多く含まれています。これは、かんきつ類の中ではトップクラスです。ノビレチンはインスリンの働きを補助する働きがあるので血糖値が上がるのを抑える作用があります。また高血圧を抑える作用もあるといわれます。

リモネンなど香り成分:リラックス効果

さわやかな香りのシークワーサーですがリモネン、ピネン、テルピネンなどの香り成分を含んでいます。一番多い成分は甘酸っぱい香り成分のリモネンですが、リモネンにはリラックス効果があるといわれています。また健康に良い影響を与えるといわれるファイトケミカルのひとつです。ピネン、テルピネンなどはヒノキやユーカリにも含まれるさわやかな香り成分で殺菌作用などがあるといわれます。

シークワーサーを使った主な料理

シークワーサーの未熟な青い実はかぼすやすだちのように焼き魚にしぼったり、ポン酢のように使います。すっぱさで減塩に役立つでしょう。ジュースはそのままではとてもすっぱいのでそのままでは使わず水で薄めたり砂糖やはちみつなど甘味を加えて飲みます。沖縄では泡盛に加えて飲むそうです。完熟して皮が黄色くなったものは甘さが増しているので普通のみかんのように食べられます。

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