「シソ」は花粉症やアトピーに効果のある強力なハーブ!美肌効果も

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「シソ」といえば古くから使われて来た伝統的なハーブ。梅干しに風味をつけたり、お刺身に添えられていたり、乾燥したものは「ゆかり」という名前でふりかけにされています。日本人にこれほど愛されて来たシソ、実はすごい効能があるのです。

「シソ」とは

シソは「紫蘇」とも書きます。これは中国で、食中毒を起こした子供を紫色のシソで治した(蘇らせた)ことから付けられたと言います。

中国やヒマラヤが原産と言われていますが、日本にも縄文時代には栽培されていました。1年草で、草丈は60センチ程度、赤じそと青じその2品種があります。赤じそはアントシアニンを含み、これが酸と反応することで発色します。梅干しや紅しょうが、しば漬けなどはこの作用を応用したものです。青じそは「大葉」とも呼ばれ、主に薬味として使用されます。

シソにはβ-カロテンが多く含まれています。その他香り成分のペリルアルデヒド、ポリフェノールの一種アントシアニン色素のシソニン、ロズマリン酸、ビタミンB1・B2・C・E・K、鉄、カルシウム、亜鉛、マグネシウムも含有しています。

シソの効能・効果

アレルギー症状の軽減

シソの種子にはα-リノレン酸やルテリオンが含まれていて、これらは花粉症やアトピー症状を軽減してくれます。特にシソ油にはα-リノレン酸が豊富に含まれ、体内でEPAに変化します。EPAは魚に多く含まれる成分で、アレルギーの抑制やアレルギー体質を改善させることがわかっています。また、ポリフェノールの一種ロズマリン酸にもアレルギー症状を緩和する作用があることが明らかにされています。ロズマリン酸は特に赤じそに多く含まれています。

目の健康

シソのβ-カロテンは必要に応じてビタミンAに変化します。ビタミンAは目の健康に大変重要な成分で、ロドプシンという目の網膜のタンパク質を合成する要素です。そのため、シソを摂ることで眼精疲労や夜盲症の予防になります。

免疫力強化

β-カロテンは皮膚や粘膜を守り、丈夫にする作用があります。粘膜が丈夫であるとウイルスが体内に侵入しにくくなり、免疫力が高まるのです。また、豊富なビタミンCも免疫力を高める効果が知られています。

骨や歯を丈夫にする

シソにはカルシウムが豊富に含まれており、骨の代謝を助けてくれます。カルシウムが不足すると骨や歯がもろくなるため、骨や歯のために必ず摂りたい成分です。またシソに含まれるマグネシウムや亜鉛も丈夫な骨や歯を作るために必要です。

美肌効果

シソのβ-カロテンやビタミンB2・E、アントシアニン、カルシウムなどは新陳代謝を高める作用があります。そのため肌のターンオーバーが正常になり、ニキビや吹き出物の予防になります。またビタミンCは抗酸化作用があり、メラニン色素の沈着を抑えるので、美白効果もあります。

血液をサラサラにする

シソのα-リノレン酸はEPAに変化し、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす作用があります。血液がドロドロになる大きな原因はコレステロールや中性脂肪なので、これらがなくなると新陳代謝が良くなり、生活習慣病の予防効果があります。

疲労回復効果

シソのビタミンB1は食物の糖質を効率的にエネルギーに変える働きがあります。そのため体力がつき、疲れにくくなります。また血液がサラサラになると疲労物質の乳酸も排泄されやすくなります。

シソを効率的に摂るには

理想的な1日の摂取量は4g、約20?30枚になりますが、なかなかそこまでは摂れませんね。多くのメーカーから安価でサプリメントが購入できますので、それを利用するのも手です。また、シソの葉を乾燥させた「ゆかり」を肉や魚料理に使うと、脂っぽさが取れてとてもさわやかな味わいになります。しその油は別名「えごま油」で販売されていますから、それを利用するのもおすすめです。

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