「セサミン」はお酒を飲む人の必需品!骨粗しょう症予防にも嬉しい効果

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「セサミン」はサントリーが開発した技術によって抽出された、ごまの種子に含まれる成分です。

ごまが体に良いというのは昔から言われていましたが、実はごまはそのまま食べると殆ど消化されません。胃液でも溶けないほど硬い皮に包まれているせいで、ほぼそのまま排泄されてしまいます。かといって炒りごまをするにはコツがいります。すり鉢で力任せにするとすぐ酸化してしまい、むしろ体に悪いものになってしまいます。市販されているすりごまが油臭い、という経験をした人も多いのではないでしょうか。

「セサミン」とは

セサミンは、ごまの種子に含まれているポリフェノールで、ゴマリグナンというリグナン類の一種です。リグナンとは植物に含まれている化合物の一種で、イソフラボンもその仲間です。抗酸化作用があり炎症を軽減すると言われています。また腸内細菌によって女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをする成分に変化します。そのため、セサミンの摂取でエストロゲン摂取による効果を望めるとして、研究が進められています。

セサミンの効能・効果

肝機能を高める効果

ゴマリグナンは脂溶性の抗酸化物質で、そのうち半分以上がセサミンです。胃腸では分解されず、直接肝臓に作用し、肝機能を向上させます。特にアルコールを代謝する酵素の働きを高めるので、アセトアルデヒドの毒性を弱めます。そのため二日酔いに効果があるだけでなく、アセトアルデヒドを分解する肝臓の負担も軽くしてくれます。

コレステロール値を下げる効果

リグナンは体内で代謝されるとエンテロジオール、エンテロラクトン、セコイソラリシレジノールという化合物に変化し、脂肪を利用しやすい形に変化させる酵素を活性化させます。そのため総コレステロール値を下げ、悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やす作用があります。動脈硬化の予防効果が期待できます。

体の錆びつきを予防する作用

セサミンには抗酸化作用があり、生活習慣の乱れやストレスで溜まって行く活性酸素を取り除く働きがあります。活性酸素は細胞を劣化させてしまうため、老化の原因になります。

高血圧の予防作用

セサミンには抗酸化作用、自律神経のコントロール、コレステロールの低下作用などがあることから、血圧を下げる作用があるとされています。また、セサミンには血管を広げる作用があります。活性酸素で細胞が傷つくと血管が硬くなり、破れやすくなります。セサミンは血管を広げてくれるため血圧が上がりにくくなると考えられます。臨床によって実際に血圧が下がることが証明されています。

がんの予防効果

がんの大きな原因は過酸化脂質と言われています。これは活性酸素によりコレステロールや中性脂肪が酸化したもので、細胞を破壊してしまいます。また正常な細胞をがん細胞に変化させるとも言われています。セサミンにはこの過酸化脂質の合成を抑制する働きがあるため、がん予防効果が期待されています。

骨粗しょう症予防効果

セサミンは体内でエストロゲン様の成分リグナンに変化します。エストロゲンは骨の生成に必要な成分で、閉経後はそれまでの半分以下になることがわかっています。そのため、セサミンを摂ることで骨粗しょう症の予防になると考えられています。

セサミンを効果的に摂るには

最初にお話したように、ごまをそのまま飲み込んでしまっては意味がありません。食べる直前にごまをすって食材にかけると良いでしょう。その時には極力力を入れず、優しくすって下さい。

料理にはごま油がおすすめです。サラダ油に少し足すだけでも風味が出ますから、中華風おかずの時には積極的に使いましょう。また、伝統的なお菓子「おこし」はごまがたっぷりです。食べる時はごまを歯でつぶしながら、プチプチ感を楽しんで下さいね。

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