「セージ」があれば医者要らず?ヨーロッパで古くから使用されてきた万能ハーブ

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「セージ」といえば、数あるハーブの中でも必ず名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?古くから「薬効に富むハーブ」として知られていて、曲の中で歌われたこともあります。

「セージ」とは

セージはシソ科の地中海原産の植物です。サルビアと近い種で、5~7月に紫や白の花を咲かせます。ヨーロッパでは古代ローマ時代から薬草として使用され、「セージはどんな人にも役立つハーブである」「庭にセージを植えていたら、老いることがない」とまで言われたほど薬効があります。また、その高い薬効や零下15℃の土地でも育つことなどから長寿や不老不死などと結び付けられ、願い事がかなう、金運がアップするなどともまことしやかに伝えられています。

肉の臭み消しとして、また独特な香りを楽しむためにソーセージに添加されたりと、ドイツ料理やイタリア料理に欠かすことのできないハーブです。よもぎにも似た強い香りとほろ苦さが特徴。生の葉をそのまま使うことはもちろん、オイルやビネガーに漬けて香りを移したりします。もちろんお茶として飲むこともできます。

成分はシネオール、カンファー、ツヨン、ボルネオールなどです。シオネールには炎症や痛みを和らげる作用があります。カンファーはいわゆる「カンフル」で、医薬品としても使われる鎮痛消炎効果の高い成分です。ツヨンは抗菌・防腐作用があります。ボルネオールには精神安定、抗ウイルス、強壮作用があると言われています。

セージの効能・効果

抗酸化作用

セージには紫外線や喫煙、生活習慣の乱れなどで産生される活性酸素と戦う作用があります。セージを摂取することで生活習慣病やがんの原因になるとされている活性酸素を除去する効果が期待できます。

女性特有の症状を緩和する作用

セージには女性ホルモンのエストロゲン様の作用があり、更年期障害、月経前症候群(PMS)や月経痛などさまざまな症状に効果があると言われています。特に更年期特有のホットフラッシュや発汗、のぼせ、ほてり、精神不安定、疲労感に高い効果があります。また、セージには血行促進作用が認められており、月経不順や月経痛に働きかけてくれます。

リフレッシュ効果

セージの香りには非常に高いリフレッシュ効果があります。ほんの少量でその効果は発揮され、頭をすっきりさせたい時、落ち込んでいる時、気分転換をしたい時などによく効きます。またストレス抵抗力も増すとされています。

喉や口内の痛みを抑える効果

セージの抗菌作用や収れん作用は風邪や熱、咽頭炎などによく効きます。気管支炎など呼吸器系の症状にも効果があります。さらに歯茎の腫れや口内炎にも良いとされ、セージのハーブティーでうがいすると抗菌・殺菌効果が口内を守ってくれます。

消化促進作用

セージの苦みが食欲を刺激します。また消化酵素や胆汁の分泌を促進するので、消化を助けてくれます。消化不良、下痢などにはハーブティーが効果的で、胃腸内のガスを排出する作用もあります。

美肌効果

セージの収れん作用や殺菌作用により、毛穴を引き締めたりニキビなどの炎症を抑える効果があります。毛穴を引き締めると紫外線によるダメージが少なくなることから、シミやそばかすにも効果があると考えられます。

セージを効率的に摂るには

ハーブティーとして摂るのが一番手軽です。また肉料理に軽く振りかけると、脂っこさが緩和されます。日本人はあまりハーブを肉料理に使わない傾向がありますが、こと肉料理に関しては日本は後進国です。もっと西洋の知恵を積極的に利用しましょう。なお、セージは妊娠中、授乳中は避けて下さい。子宮を収縮させる効果があるので、この時だけは使用を控えるようにしましょう。

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