強力な抗酸化作用の「セイヨウサンザシ」は血行が関係するすべての症状に効果あり!

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「山査子(サンザシ)」をお菓子にしたものをご存知ですか?1センチ角程度×5センチ程度の棒状でローズ色をした、甘酸っぱくて柔らかいフルーツ菓子で、かなり昔からある素朴なものです。日本には中国から入ってきたサンザシですが、実は美味しいだけでなく高い効能がある植物なのです。

「セイヨウサンザシ」とは

サンザシはバラ科の植物で中国やヨーロッパが原産です。サンザシ、セイヨウサンザシ、オオミサンザシがあり、西洋で育った近縁種をセイヨウサンザシ、中国でよく使用されるのがオオミサンザシという品種で、成分はほとんど同じです。現在日本で食品に入っているのは、ほとんどセイヨウサンザシかオオミサンザシです。漢方薬には山査子という名で消化吸収を助ける生薬として使われています。

中国では2000年以上前から薬草として使われており、不老長寿の薬と言われていました。ヨーロッパでは古代ギリシャ時代に厄除けとして使われたのが始まりとされています。ヨーロッパではメイフラワー(Mayflower)、アメリカやカナダではハウソーン(Hawthorn)と呼ばれています。(ちなみに、アメリカやカナダではMayflowerは全く違う花のことです)成分はビタミンB1・B2・C、フラボノイド(ルチン、ビテキシン、ヒペロサイド)、サポニン、縮合タンニンなどを含んでいます。

セイヨウサンザシの効能・効果

老化防止効果

セイヨウサンザシの実の外皮にはポリフェノールの一種フラボノイドが含まれています。強力な抗酸化作用があり、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病を発症する原因となる活性酸素を抑制することがわかっています。

血行促進効果

セイヨウサンザシのフラボノイドの一種ルチンには、血流を改善する作用があります。ルチンの抗酸化作用によって血管内に血栓が出来にくくなり、血流が良くなるのです。また、血栓は悪玉コレステロールが酸化したために起こるものなので、ルチンを摂取することでコレステロール値が下がり、悪玉コレステロールが減少すると考えられています。

リラックス効果

臨床によると、軽度~中度の不安症治療として有効であったという結果が出ています。中枢神経に働きかけ、鎮静作用や精神安定作用があるとされています。成分の一つであるビデキシンには抗うつ作用や不安の緩和作用があることから、薬物・アルコール依存症の回復時に使われています。

美肌効果

セイヨウサンザシの抗酸化作用で、肌を綺麗にする効果も期待することができます。メラニン色素を分解してくれるので、しみやそばかすをなくしてくれます。

認知症予防効果

実験段階ですが、認知症の原因の一つとされる低血圧を一時的に上昇させる作用があります。交感神経に働きかけることがわかっており、今後の研究が待たれています。その他、ニューヨーク心臓協会によると、うっ血性心不全、高齢者の心臓の不調、軽度の狭心症などに対し、セイヨウサンザシの葉と花のエキスが有効であるという結果が出ています。利尿効果があるとも言われ、むくみ解消のために使われています。

セイヨウサンザシを効果的に摂るには

サンザシを使用したお菓子は特に中華街などで売られていますが、砂糖が多く添加されているのが難点です。サプリメントではやはりアメリカのものが多く、「ホーソーン」「ホーソンベリー」などという名称で販売されています。血行が関係している症状ほぼすべてに効果があると言われていますので、手軽に摂れるサプリメントを利用するのがおすすめです。

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