ビタミンCたっぷりの『さんぼうかん』は、門外不出の果物だった!

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江戸時代から食べ続けられているかんきつ類『さんぼうかん』。原木は、和歌山城内にあり、その美味しさから長年、城外不出の城主への献上品として扱われていた果物です。広く一般に知られたのは、明治以降。皮が厚いために果肉が少なく、タネの多い“さんぼうかん”ですが、苦みがほとんどなく、爽やかな甘味が特徴。ビタミンCを非常に多く含んでおり、美肌づくりやストレス解消などに役立っています。

日焼けしても『ビタミンC』さえあれば平気!?

紫外線が強い季節になると、どうしても気になるのが、シミやそばかす。そのために、日焼けした後には意識して『ビタミンC』を摂取している人も多いのではないでしょうか。美白に効果がある、と言われているビタミンCですが、そのしくみは、紫外線を受けたことによって発生するシミやそばかすの原因“メラニン色素”の元を攻撃するから。

さんぼうかんにはこの『ビタミンC』が豊富に含まれています。さんぼうかんの旬は、紫外線が最も強いと言われる5月頃まで。沢山、日差しを浴びた日は意識して摂取することにより、クリアな肌を保つことが出来るはずです。

お腹の赤ちゃんの健康を左右する『葉酸』

“血”を作るはたらきのある栄養素『葉酸』は、特にお腹の中の赤ちゃんにとっては必要な成分。例えば、妊娠初期のママの摂取量が不足すると、お腹の赤ちゃんに先天性疾患などの悪影響が出ることが分かっています。

この葉酸もさんぼうかんに含まれている栄養素のひとつです。さっぱりとした味わいのさんぼうかんなら、食欲が無くなりがちな妊娠中でも食べやすいこと間違いなし。さらに、葉酸には貧血改善の効果も期待されているので、妊婦さんだけでなく、慢性的な貧血でお悩みの方にもおすすめしたい成分です。

摂りすぎた塩分を『カリウム』でスムーズに排出!

自然の降圧薬とよばれるほど、摂取するだけで血圧を抑えることができる『カリウム』も、さんぼうかんには含まれています。カリウムは、体内にある余分なナトリウム(塩分)を体の外へ排除。これにより、薬とは違う自然な力で血圧を抑えることができます。また、筋肉の動きをスムーズにするのもカリウム。運動後に摂取することで、ダメージを受けた筋肉の回復をより早めることができるのです。

エネルギーづくりに欠かせない『パントテン酸』

さんぼうかんには、脂質や糖質の代謝に欠かせない“パントテン酸”が含まれています。摂取した栄養素を速やかにエネルギー源に換えるパントテン酸は、ダイエットにも効果的な栄養素。また血液中の善玉コレステロールの生成を促進させるので、血液サラサラ効果が期待できます。

『クリプトキサンチン』でヒアルロン酸を増やす!

さんぼうかんに含まれているカロテノイドの一種『クリプトキサンチン』には、ヒアルロン酸の量を増やす効果が認められています。プルプルのお肌づくりだけでなく、すり減った膝の軟骨づくりもサポートするのがヒアルロン酸。見かけだけでなく、体の中からも、若返りのお手伝いを担ってくれるはずです。

サッパリとした味わいのさんぼうかんはアレンジ豊富

みかんの一種であるさんぼうかんは、皮をむいて食べるのが一般的です。ただ、少し甘さが控えめなので、砂糖やはちみつを加えてゼリーやシャーベット、ジュースなどにアレンジするのもいいですね。とても皮が厚いので、日本料理では、中をくり抜いたさんぼうかんが器として利用されることも。厚い皮で作るオレンジピールやマーマレードは、とてもおすすめです。

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