殺菌効果や抗酸化作用で老化の原因をシャットアウト!アリシンの効能

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アリシンはにんにくの強烈なニオイの元

悪臭というのか、芳香というのか…あのにんにくのニオイ。あのニオイの成分を「アリシン」と言い、ニオイを放つだけではない、大変多くの効能があるのです。疲労回復や滋養強壮についてはご存知だと思いますので、そのほかの力をこちらで紹介しましょう。

強力な殺菌効果

アリシンには強力な殺菌・抗菌、解毒作用があります。にんにくの精油を10万倍以上に薄めてもコレラ菌やチフス菌を死滅させるほどで、医療の現場では抗生物質が開発されるまで、殺菌剤や外用薬といった用途で使用されていたのです。

善玉「菌」も殺される?

アリシンの殺菌作用は非常に強力です。そのため、体内の体にとって必要な菌まで殺菌されるのでは?という心配が出てくるかもしれません。しかしアリシンは消化吸収されていく中で分解されるため、通常の量であれば心配はないでしょう。

問題は、過剰摂取をした時です。一番影響を受けるのが腸内の善玉菌です。プロビオン生産菌という、ビタミンB1・B2・B6・B12、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ナイアシンといったビタミンB群を合成する菌やビフィズス菌まで殺してしまうのです。そのため腸内環境が悪くなり胃腸障害を起こしたり、口内炎や皮膚炎を引き起こす場合があります。くれぐれも食べ過ぎには注意して下さい。

抗酸化力で活性酸素を抑制、生活習慣病の予防効果も

アリシンには血中コレステロール値の上昇を抑制する作用があります。コレステロールが血液中に増加すると動脈硬化の原因となり、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。

また、抗酸化力もあるため、活性酸素の過剰な発生を抑制します。それにより、生活習慣の予防になります。ストレスや紫外線、喫煙といった要因により増加傾向にある活性酸素は、過剰発生によって細胞にダメージを及ぼすものです。がんを引き起こすこともあると言われているほど活性酸素は危険なものです。これを除去する抗酸化作用を持つにんにくは、健康な生活を送るために非常に大切な食材です。

血糖値の上昇を抑制する効果

アリシンには、血糖値の上昇を抑制する働きもあります。アリシンはインスリンホルモンの分泌を促進することによって、血糖値の上昇を抑えます。これにより、糖尿病の予防や合併症、動脈硬化といった症状の予防に効果があるのです。

特に活性酸素はすべての老化の原因と言われています。活性酸素は加齢とともに増えていき、逆に体内の抗酸化物質SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)は減っていきます。若い頃はSODの活性が強いのですが、40歳を過ぎるとSOD産生能力が減って来ます。すると各種の老化現象が一気に始まり、生活習慣病やがんなどを引き起こすことになるのです。ですから、抗酸化作用のある食品をできるだけ摂るようにしなければいけません。

抗酸化作用のある成分はβ-カロテン、ビタミンB2・C・Eですので、これらを多く含む食材を摂るとともに、にんにくも大いに活用しましょう。

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