大衆魚であるさばは生活習慣病や貧血の予防に効果絶大

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1年中手に入り栄養素の優れた身近な魚、さば

さばは1年中スーパーに並んでいるうえ、比較的安価で手に入ることから、日本人にはとても馴染みの深い魚です。煮てよし、焼いてよし、揚げてよしと、調理法も多岐に渡っているので、お子様からお年寄りまで幅広く食べられています。脂質を多く含みますが、脂質の中でも健康に良い多価不飽和脂肪酸が多く、他にも多くの優れた栄養素を含んでいます。

EPA:動脈硬化を予防する

多価不飽和脂肪酸の1つであるEPA(エイコサペンタエン酸)には、赤血球の表面を柔らかくして、血液をスムーズに流す効果があります。血液がサラサラになることによって、動脈硬化を防ぎ、心臓病や脳梗塞などを起こしにくくします。私たちは、体内で多価不飽和脂肪酸を合成することができないので、さばなどの食品から摂取する必要があります。

DHA:脳の発育に不可欠な成分

さばには、EPAと同様に多価不飽和脂肪酸の1つであるDHA(ドコサヘキサエン酸)も多く含まれています。DHAは脳の神経細胞を形成する成分で、脳の発達に重要な栄養素です。また、DHAを摂取することで認知症の予防にもつながると言われているので、若い人からお年寄りまで、積極的に摂取することが望ましい成分です。

カルシウム:骨や歯を作る成分で骨粗鬆症を予防する

さばの血合い部分には、カルシウムが豊富に含まれています。カルシウムは、骨が伸びて育つ成長期の子供から、骨が脆くなりやすい大人にまで、大切な栄養素です。カルシウム不足による骨粗鬆症は、歳を取ってから一気に現れると言われているので、日々の生活からカルシウムを摂取することが重要です。サバにはカルシウムの吸収を助けるビタミンDも豊富に含まれているので、カルシウムを効率的に摂取することができます。

鉄分:鉄欠乏性貧血を予防する

さばの血合い部分には、鉄分が豊富に含まれています。鉄分は私たちの赤血球中のヘモグロビンをつくる重要な材料で、ヘモグロビンは酸素を体の端々まで運搬する役割をしています。そのため、鉄分が不足すると、酸素が体中に十分に運ばれなくなり貧血につながります。動物性の食品には、吸収されやすい形(ヘム鉄)の鉄分が含まれているので、貧血の予防に大変効果的です。

ビタミンB12:悪性貧血を予防する

貧血には、鉄分の不足によって起こるもの(鉄欠乏性貧血)の他に、ビタミンB12の欠乏によって起こるもの(悪性貧血)があります。さばにはビタミンB12が豊富に含まれているので、悪性貧血の予防にも効果があります。貧血気味の人は特に、鯖料理を積極的にメニューに取り入れてみてはいかがでしょうか。

さばを使った主な料理

さばを使った代表的な料理には、シメサバ、寿司、塩焼き、干物、煮物、フライなどがあります。煮物は味噌味でも醤油味でも大変美味しく、おふくろの味の定番ともいえるメニューではないでしょうか。他にも粕漬けや鍋など、様々な料理が可能です。また、サバの加工品であるサバ節から取った出汁は、旨みがとても強く香りが高いと言われています。

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