バラのエキスで癒されよう!「バラ花びら抽出物」は強力な抗酸化作用あり

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バラと言えば花の最高峰。「薔薇」なんて難しい漢字を使うところからして、とても高貴なイメージがありますよね。古代ギリシアでは女神アフロディテを象徴し、クレオパトラも愛好したと言われます。

今はバラを浮かべたバラ風呂が大人気で、東京ではそれ用のバラの販売をほぼ専門にやっている花屋さんもあるほど。見た目に美しいのはもちろんですが、実はバラの花びらにはすごいパワーがあるんですよ。今回は、バラについて、色々まとめました。

古くから愛されて来たバラの力

アロマセラピーの知識がある人なら、バラの精油がどれほど高価か、ご存じでしょう。有機ダマスクローズの場合、たった1mlで10,000円前後するのです。バラには強壮、健胃、抗うつ、催淫、殺菌、子宮強壮、止血、収れん、消炎、消毒、鎮静、通経、利尿作用など多岐に渡る作用が認められていて、その有効性の多さと強さからも「女王」と呼ばれるにふさわしい花です。

これらの効能は、花弁(花びら)の成分によるものです。ですから、花びらを浮かべたお風呂に入ったり、ローズウォーターにしたり、乾燥させたものをお茶にしたりしても、充分効果が期待できるのです。

「バラ花びら抽出物」とは

種々のバラの花びらから熱水で抽出し、濃縮したものが「バラ花びら抽出物」です。原料となるバラの花びらを加熱し抽出されたものを遠心分離機にかけ、濃縮したものです。バラの花びらにはポリフェノール(タンニン)の一種、オイゲニン(バラポリフェノール)が含まれています。この成分は強い抗酸化作用があります。また、抗アレルギー作用も認められています。

「バラ花びら抽出物」の効能・効果

アンチエイジング

オイゲニンには非常に強い抗酸化作用があります。紫外線やストレスに見舞われた肌は酸化し、乾燥やシワ、たるみなどの老化を招いてしまいます。オイゲニンはこれらを予防する作用があります。また、ヒアルロニダーゼというヒアルロン酸を分解する酵素を阻害するサポートをしてくれます。

シミ・そばかす予防、美白

オイゲニンにはチロシナーゼを阻害する働きがあります。チロシナーゼは酵素の一種で、メラニンを作り出す働きがあります。チロシナーゼを阻害することでシミ、そばかす、美白に効果があると言われています。

アレルギー症状の予防

オイゲニンには強い抗アレルギー作用があります。アレルゲンと抗体が結合するとヒスタミンなどが放出され、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの諸症状を起こしてしまいます。オイゲニンにはアレルゲンと抗体の結合を阻止する作用があると言われ、花粉症やアトピーなどのアレルギー症状を予防すると考えられています。

体臭を抑える

ゲラニオールはバラの香りのメインとなる香気成分です。体内に吸収され、皮膚の汗腺から放出されるバラの香りは3時間ほど続くとされています。

ストレス緩和・リラックス効果

バラにはシトロネロールという香り成分があります。これは鎮静作用や血圧を下げる効果があり、ストレス緩和や抗うつ作用があります。

女性ホルモンバランスを整える

ゲラニオールがホルモン分泌をコントロールする脳下垂体を刺激し、エストロゲンを分泌させます。それによって生理不順、生理痛、PMS、更年期障害などの症状を軽減させると考えられています。その他、免疫力を高めたり記憶力の向上、脳の活性化、自律神経の調整、便秘解消など多岐に渡る働きがあるとされています。

バラエキスの摂取方法

サプリメントが色々出ています。多いものでは1日240mgほど摂取できますが、「バラ花びら抽出物」となっているものや「ローズオイル」と書かれているものもあります。どれも書かれている摂取量通りにすれば問題はありません。ただし、通経作用があるため、妊娠中は避けて下さい。

また、バラのお茶でも充分効果はあるとされています。フランスのハーブ研究の第一人者、モーリス・メッセゲ氏は精油ではなく、草花そのものを使った薬草療法をおこなっている方です。バラの花びらを熱湯に浸したりはちみつを足したり、ラードと合わせてとろ火で煮たりと工夫し、多くの人々の悩みを救っています。

また、香り成分は内服するよりにおいを嗅いだほうが、より早くその効果が出ることがわかっています。まずはローズティーで高貴な香りに癒されてみてはいかがでしょうか。

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