コレステロールやストレスでお悩みの方に朗報!「γ(ガンマ)オリザノール」パワー

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「γ(ガンマ)オリザノール」という名前は知らなくても、米ぬかに含まれている、と聞けば何となくイメージがわくのではないでしょうか。日本で開発された、世界に誇る有効成分で、各種医薬品にも使われているんですよ。今回は、このγ(ガンマ)オリザノールについてまとめました。

「γ(ガンマ)オリザノール」とは

γ(ガンマ)オリザノールはコメ特有の成分で、米ぬかやコメ胚芽の脂質に含まれている、ポリフェノールの一種です。これらを搾って作ったのが米油(米ぬか油)で、熱に強く、強い抗酸化力があります。コレステロールの低減、脳機能の改善、炎症性胃腸疾患の炎症軽減、抗アレルギー作用、美白効果、婦人病改善などなど、多岐に渡る効能があり、高脂血症や自律神経失調症の医薬品の主成分にもなっています。

「γ-オリザノール」の効用

効能が非常に多岐に渡るので、部位ごとに見て行きましょう。

脳:自律神経失調症改善、更年期障害緩和、抗ストレス

γ-オリザノールは自律神経の調節を行なう視床下部に直接作用し、バランスを整える作用があります。そのため自律神経失調症に効果があります。また、自律神経失調症はストレスによる過労や不眠、更年期障害などが主な原因とされていますので、自律神経の働きが正常になることでこれらの症状も緩和されます。また、老人性痴ほう症や脳軟化症などの治療薬としても用いられており、有効性が確認されています。

胃:胃潰瘍、胃粘膜損傷改善

胃粘膜には毛細血管がたくさん走行していて、胃粘膜が損傷しても修復に必要な栄養素を運んでくれます。ところがストレスは胃粘膜の血管を収縮させるため、修復に必要な栄養が不足してしまい、損傷がなかなか良くならないということが起こります。γ-オリザノールの抗ストレス作用は、多くの動物実験などで胃潰瘍や胃の粘膜修復に効果があると認められています。

消化・代謝:コレステロール低下、動脈硬化・高脂血症改善、グリコーゲン蓄積

γ-オリザノールには血管を広げて血行を良くし、動脈硬化を改善する効果や、脂質代謝を促進し、血中の悪玉コレステロールを低下させる作用があります。更にコレステロールの吸収や合成を阻害する効果もあるため、高脂血症の予防や治療薬に多く使われています。また、グリコーゲンを蓄積する作用があります。グリコーゲンは筋肉や肝臓に蓄えられるエネルギー源で、運動能力を維持するために必要な成分です。

肌:メラニン生成抑制、アトピー性皮膚炎改善

γ-オリザノールは紫外線を防ぎ、メラニンの生成を抑制します。また肝斑を改善させたとの臨床報告もあります。また、乾燥性皮膚疾患にも効果があります。皮脂腺は毛穴の奥にあり、皮脂量をコントロールしています。ところがコントロールがうまくできなくなり皮脂の分泌が少なくなると、乾皮症やアトビーなどの乾燥性皮膚炎を起こします。γ-オリザノールには皮脂腺の機能を高める効果があるので、これらの症状を緩和させます。

食品添加物:抗酸化作用

食品添加物の「酸化防止剤」として登録されているほど、抗酸化性が認められています。油脂の酸化を抑制し、更に耐熱性があるため傷みにくく、揚げ物がからっと上がりますし、冷えても美味しいのです。また、他の食用油よりべたつきが少なく、料理に使いやすい油です。

「γ-オリザノール」の推奨摂取量

現在のところ、適量というのは確立されていないようです。ただ、米油(米ぬか油)で摂取する場合、いくら健康に良いとは言っても油ですから、摂り過ぎには注意が必要です。大さじ1で約110kcalありますので、これまでの食用油の代わりに使うなどしてカロリーをあまり増やさないように注意しましょう。また、今は有機農法で作られた安全な米ぬかも手に入ります。他の食材を混ぜてふりかけにしたり、お菓子を作る時に混ぜ込んだりすれば、γ-オリザノールだけでなくカルシウムや食物繊維も摂れますね。ぬか漬けや玄米もおすすめですよ。

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