「パッションフラワー」は自然の精神安定剤!不眠解消やリラックスに卓効

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パッションフラワーを日本語にすると「情熱の花」?何ともドラマチックな名前ですが、よくハーブ茶で見かける名称です。古くから飲まれていたというパッションフラワーのお茶、特別な効能があるのでしょうか。

「パッションフラワー」とは

パッションフラワーの「passion」は情熱ではなく「受難」。キリスト教徒が十字架の上に咲いた花と考え、「キリストの受難の花」と名付けたとされています。日本ではその形から「トケイソウ(時計草)」と呼ばれています。

原産は北・中央・南アメリカで、欧米では古くから鎮痛・精神安定・血圧降下・更年期障害の緩和などに使われていた、「精神や痛みを鎮める」ハーブです。アルカロイド、フラボノイド、グルコシドなどの成分を含有していて、アルカロイドには向精神作用、フラボノイドは鎮静作用があります。パッションフラワーの一種クダモノトケイソウから摂れる実がパッションフルーツで、そのままでも、或いはジャムやゼリーとしても食べられています。

パッションフラワーの効能・効果

女性特有の諸症状の緩和

中枢神経に働きかけ、鎮静効果を発揮して子宮をリラックスさせる作用があります。そのため生理前のPMSや生理中の不快感・痛みなどを取り除きます。子宮内膜症や宮筋腫、更年期障害にも効果があるとされています。

鎮静効果

パッションフラワーは「植物性トランキライザー」と呼ばれるほど精神安定や鎮静作用があります。直接交感神経中枢に働きかけて自律神経の乱れを改善し、不安や緊張、イライラなどを鎮めてくれるので、不眠にも効果があります。その他ストレス性の諸症状には極めてよく効き、過敏性腸症候群や頭痛などの緩和作用もあります。

アルコール依存症治療

パッションフラワーの鎮静効果はアルコール依存症にも作用します。アルコールが切れた時の不安定な精神状態を安定させてくれるのです。

抗うつ作用

パッションフラワーに含まれる「ハルマラ・アルカロイド」にはハルマリンという向精神性成分があり、抗うつ作用があります。その他、欧米ではパッションフラワーに関する研究が進んでおり、神経痛、眼炎、痔核、発作、高血圧、けいれん、ヒステリーなどにも有効であるという臨床結果が出ています。

パッションフラワーの効果的な摂り方

強い鎮静作用のあるパッションフラワーは、ハーブティーにするとよりリラックス効果を得やすくなります。特に不眠に悩んでいるような場合は、就寝の2時間ほど前にホットで飲むことで、体温を上昇させるとともに心身を落ち着け、全身の緊張がほぐれるので安眠できます。1~2杯がおすすめです。

さらに効果を高めるには、他のリラックス作用のあるハーブとブレンドして飲むと良いでしょう。抗不安作用のあるバレリアンというハーブとブレンドすると、より安眠の効果が得やすくなります。また不安感や失望感の解消に効くとされるセントジョーンズワートやカモミールとブレンドしてみるのもおすすめです。

パッションフラワーには特に副作用や毒性はないとされていますが、妊娠・授乳中や幼児には避けたほうが良いと言われています。また、血圧を下げるところから低血圧の人にはおすすめできません。現在日本ではペット用サプリメントには入っていますが、人間用はないようです。サプリメントで摂りたい場合は海外通販になりますが、効果が強いので最初は推奨摂取量より少なめに摂るようにして下さいね。

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