ビタミンCが豊富なオロブランコは美肌や風邪の予防に効果

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薄皮や白い部分にも栄養素もオロブランコを上手に食べたい

オロブランコは、別名スウィーティーとも呼ばれ、グレープフルーツとブンタンを交配してできた品種です。グレープフルーツのような酸味が少なく甘みの強いのが特徴です。代表的な栄養素はビタミンCですが、薄皮に含まれる食物繊維や、外の皮と薄皮の間の白い部分に含まれるペクチンも有効な栄養なので、生食だけでなくジャムなどにして効果的に栄養を取り入れます。

ビタミンC:免疫力アップや美肌効果

オロブランコ100g中にビタミンCは38mg含まれます。ビタミンCは、コラーゲンの材料となり、体内の細胞や臓器を強くしたり、シミそばかすの原因となるメラニン色素を薄くする効果があります。また、ビタミンC自身の持つ抗酸化作用により、メラニン色素を刺激する活性酸素を抑制する効果もあります。

食物繊維:血糖値の急激な上昇を抑制

オロブランコの果実の部分には、100g中0.9g程度の食物繊維が含まれます。薄皮の部分も食べるとさらに多くの食物繊維を取ることができます。食物繊維には、糖分の吸収を抑え、血糖値の急激な上昇を抑制する働きがあります。そのため、糖尿病の予防や、余分な脂肪の生成を抑える効果が期待できます。また、薄皮の外の白い部分にはペクチンが含まれコレステロールの抑制効果が期待できます。

カリウム:塩分を排泄し高血圧を抑制

オロブランコ100g中にカリウムは150mg含まれます。カリウムは、体内や細胞の余分なナトリウム(塩分)を体外へ排出する働きがあります。ナトリウムは過剰に摂取すると、高血圧やむくみの原因となりますので、カリウムはこれらの症状を予防する効果が期待できます。また、カリウムは筋肉のエネルギー生成を助ける働きがあるので、筋肉の痙攣や、心筋梗塞の予防効果も期待できます。

ナリジン・リモネン:ストレス解消

オロブランコのもつ独特の苦みはナリジンという成分によるものです。ナリジンは、胃腸を健康にしたり、ストレスを軽減する効果があります。また、皮にはリモネンという成分が含まれますが、ナリジンとリモネンは双方が働きあいストレス軽減効果を高めます。ただし、睡眠導入剤等との併用等薬の効果を高めすぎたり、薬の効果を阻害する成分でもありますので気を付けます。

フラノクマリン類:血液サラサラ効果も薬との併用は注意

オロブランコに含まれるフラノクマリン類という成分には、抗血液凝固作用(血液が固まるのを抑制し血液をサラサラにする作用)があります。肉類を好んで食べどろどろ血の人には非常に効果的です。一方で、薬を体内から排出する酵素の働きを阻害するため、薬との併用により効果が高くなりすぎたり、効果を抑制する場合があります。グレープフルーツとの併用が禁止されている薬を服用の場合は食べないようにします。

オロブランコを使った主な料理

オロブランコは、そのまま生で食べるのが代表的です。半分に切って、スプーン等ですくいながら食べます。ビタミンCを効果的に取る場合には、ジュースにして飲むのが良いです。一方で、食物繊維を効果的に取りたい場合は、薄皮や白い部分も一緒に煮て、ジャムにすると効果的です。ただし、熱に弱いビタミンCは分解されますので、期待する効果に合わせた調理方法で食べると良いです。

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