にんにくと黒にんにくの違いとは?徹底解説

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にんにくの新種?黒にんにく

簡単に手に入れられて効果が高いスタミナ食材といえば、にんにくです。にんにくは古代より民間薬として珍重されたという歴史があります。古くからの経験に現代の科学で裏付けの研究を行ない、その効能・効果はどんどん明らかにされています。

そんな中、研究によって作り出されたのが黒にんにくです。多分最初はニオイを消すための研究から生まれたのだと思いますが、その効能を詳しく調べたところ、普通のにんにくより高い効能・効果が認められたのです。

にんにくの有効成分とは

にんにくには、アリシン・カリウム・カルシウム・ビタミンB1・ビタミンCといった多くの成分が含まれています。このうち、にんにくの主成分となっているアリシンは、疲労回復効果のある成分として知られています。これら注目成分を含むにんにくは、老化や生活習慣病の予防、ストレス解消といった面でも注目されています。

黒にんにくにはどんなもの?

黒にんにくは、にんにくの品種の一つではなく、普通の生にんにくを自然発酵させたものです。高温多湿の環境で約1ヶ月熟成させると自己発酵し、徐々ににんにくが黒く変化していきます。自然発酵の過程でアミノ酸と糖が変化を起こすことで、色が黒へと変わっていくのです。

黒にんにくはにんにくのパワーアップ版

もともと効能の多いにんにくですが、黒にんにくになることでさらに効能が強まります。これは発酵過程でいろいろな酵素が働くことによります。食品中の抗酸化物質は、細胞内で結合しているので完全な働きをすることができません。ところが発酵によって結合が分解されると、その抗酸化作用が非常に強くなるのです。黒にんにくの場合、抗酸化力は10倍にもなると言われています。

S-アリルシステインが倍増

S-アリルシステインは生にんにくにはほとんど含まれておらず、発酵過程で約4倍に増えると言われている成分です。活性酸素と悪玉コレステロールとの結び付きを防止する働きを持ち、生活習慣病予防やアンチエイジングに役立つ成分として研究が勧められています。

ポリフェノールも倍増

にんにくに含まれるポリフェノール「シクロアリイン」も数倍から数十倍に増えることが確認されています。シクロアリインは玉ねぎなどにも含まれている血液サラサラ成分で、動脈硬化や脂質異常症、肥満などの予防に効果があります。

遊離アミノ酸の含有量も生にんにくの1.5倍に

アミノ酸の種類のひとつである遊離アミノ酸は、黒にんにくへと変化していくことで含有量が約1.5倍に増えます。遊離アミノ酸とは血中などに存在し、全身を循環しているアミノ酸で、タンパク質が必要な時にすぐ材料となるアミノ酸のことです。そのため、トレーニング前に黒にんにくを摂取すると、トレーニング効率を高めることができます。

黒にんにくに副作用はある?

これだけ強力な成分となると、副作用も心配ですね。ですが、1日1片から3片程度なら特に問題はないようです。食べ過ぎた場合に胸焼けや下痢が起こる場合があるようですが、これは食べ過ぎによる一過性の症状だと言われています。また、頭痛を訴える人もいますが、これも食べ過ぎで急に血流が良くなったことで血圧が一時的に上がってしまうためだそうです。

黒にんにくは決して安いものではないため、自宅で作っている方もいるようです。作り方は炊飯器利用で簡単に出来るようですが、やはり発酵途中のニオイはハンパないそうです。普段は手頃なにんにくで、時には黒にんにくでそのドライフルーツのような食感を楽しんで下さいね。

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