不妊治療「体外受精」と「人工授精」は別?気になる費用と手術法

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妊活や不妊治療をしている方の中には、体外受精を検討している人も多いと思います。しかし、体外受精の方法や、メリット・デメリットなど、詳しいことは知らない人も多いでしょう。ここでは、体外受精にかかる費用や、体外受精をする上で気をつけたいことなど、不妊治療に役立つ情報をご紹介したいと思います。

人工授精とは何が違う?体外受精とは

体外受精という言葉の他に、人工授精という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。どちらも、人間の手によって人工的に受精を試みる行為であることは、なんとなく理解している人も多いですね。しかし、人工授精と体外受精の違いは、しっかりと説明できる人は少ないのではないでしょうか。

よく見ると、“じゅせい”の字も違いますね。どんな違いがあるのでしょうか。

人工授精とは?

人工授精は、男性の精液を採取して、カテーテルを通して子宮に直接注入する方法のことを示します。できるだけ受精しやすく、着床しやすいところを狙って注入するので、男性の精子が少ないケースや、性交障害、タイミング療法で改善しなかった場合や、子宮頚管の粘液分泌が充分でない場合などにこの方法を試みます。

卵子に精子を直接注入するわけではないので、妊娠率はおよそ10〜20%だといわれます。しかし、4回ほど人工授精を試すと、おおよそ90%ほどに妊娠率は上がるようです。

体外受精(顕微授精)とは?

体外受精とは、子宮から卵子を体外に取り出して精子と受精させ、もう一度子宮に受精卵を戻す方法です。受精させた受精卵は、一定期間培養し、細胞分裂が始まってから戻します。そのため、人工授精よりは確実に受精が可能です。

体外受精は、人工授精でも上手くいかなかった場合など、不妊症がより深刻な場合に用いられる方法です。妊娠率は人工授精よりも高く、20〜40%と言われます。しかし、妊娠率は病院や施術する医師によって違うようですので、体外受精を行う場合は、経験豊富な腕のいい医師に依頼した方がいいかもしれません。

人工授精は、比較的自然妊娠に近い方法で妊娠できます。女性は卵子を採取する必要がないので、身体の負担も少ないかもしれません。また、体外受精は、高齢の女性など、妊娠できるリミットが限られている方が行うケースが多いといいます。

体外受精にかかる費用

体外受精にかかる費用は、どれくらいかかるのでしょうか。比較のために、人工授精の費用にも触れていきます。

  • 人工授精 ・・・2〜3万円/1回(保険適用なし)
  • 体外受精 ・・・10〜100万円/1回(保険適用なし)

人工授精と体外受精は、その方法の違いから、これだけの費用の違いがあります。

また、体外受精に関しては、凍結胚移植などでは費用が変わってきますので、注意が必要です。

  • 体外受精(採卵・胚移植などを含む) ・・・約300,000円
  • 受精卵の培養 ・・・約20,000円
  • 胚凍結(4〜5個) ・・・約100,000円
  • 凍結胚移植 ・・・約100,000円

中には、凍結胚移植などを考えている人も多いと思いますが、金額を考えると、かなり負担が大きくなることもリスクとして覚えておきましょう。体外受精は1度で成功すればいいですが、確実に妊娠までこぎつけるとは限りません。総額で高額になることもありますので、きちんと予算を決めておくことも大切です。

将来的に体外受精を考えている場合は、不妊治療が簡単ではないことも、きちんと踏まえておく必要があるでしょう。いつでも妊娠できると考える男女は多いですが、取り組みが遅れるますます妊娠しにくくなることもあります。

自治体によっては助成金が利用できる場合も

体外受精はとても負担が大きいものです。そのため、地域によっては、自治体が助成金を給付しているケースもあります。

しかし、不妊治療のすべてではなく一部だったり、細かいルールが決まっています。前払いではなく、後払いであることがほとんどですので、その点にも注意するようにしてください。

体外受精のメリットやデメリット

体外受精をするのであれば、そのメリットやデメリットもきちんと把握しておきましょう。

体外受精のメリット

体外受精は、最近では痛みもほとんどなく、比較的妊娠率も高いため、効果の高い不妊治療と認識されています。

体外受精の一番のメリットは、卵子と精子の出会いまでを省略でき、きちんと細胞分裂を見届けてから子宮に戻すため、卵管や精子など、生殖器官に問題があり、通常の性交渉では妊娠できない夫婦にはとても効果的な方法です。

体外受精のデメリット

体外受精を行っても、妊娠できないケースがあります。精子や卵子自体に問題がある場合、受精しなかったり、うまく細胞分裂しなかったりと、体外受精を行っても効果は出ません。

他にも、受精卵が着床する子宮内膜に問題があるケースでも、この体外受精は効果がありませんので、必ずしも体外受精で妊娠できるとは限らないのがデメリットといえるでしょう。

他にも、保険適用なしの体外受精は、費用負担が大きいのもデメリットです。

体外受精成功のために気をつけたいこと

体外受精をする際には、費用負担も大きいですし、より確実に妊娠できるような取り組みをすることをおすすめします。

体外受精の場合は、受精できても妊娠が継続できなければ意味がないものになってしまいます。そのため、不妊治療で勧められているような健康的な生活を送ることに努め、妊娠しやすい環境を整えておくことはとても有効です。

  • ストレスを溜めない生活を送る
  • 夜更かしなどをせず、規則正しい生活をする
  • 身体の冷えに注意し、身体は温める
  • 締め付けのキツイ下着は控える
  • 禁煙し、副流煙などを避けるようにする
  • バランスの良い食事を心がける

妊活中や体外受精の前後は、これらのことに気をつけて生活するようにしましょう。他にも、妊活サプリなどを活用することもおすすめです。妊娠しやすいように身体を整えてくれるサポートをしてくれますので、忙しくて栄養バランスが偏りやすい方でも、妊娠をしやすい身体づくりができます。

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