ニンジン半本で美肌効果!風邪を引きやすい人にもおすすめ

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ニンジンといえば私たちにとって非常に身近な食材です。身近すぎてそのパワーを意識することはあまりないと思いますが、実は健康のためになくてはならない栄養素がたっぷり含まれています。今回は、ニンジンについて詳しくご説明します。

「ニンジン」とは

ニンジンはアフガニスタン原産の2年草です。アフガニスタンからヨーロッパに広がった西洋系と中国から広がった東洋系があり、最初に日本に入って来たのは中国の東洋系ですが、現在は栽培がより簡単な西洋系が主流です。ビタミンAが非常に多く、しかもそのうちの8割がβ-カロテン(カロチン)です。そのほかビタミンB群、C、E、K、ミネラルなど多くの栄養分が含まれています。

β-カロテンは強力な抗酸化作用で知られています。しかも体内に入ってから、必要な時だけビタミンAに変換する「プロビタミン」で、ビタミンAとβ-カロテン両方の働きを持っています。にんじんのほか、かぼちゃ、ブロッコリー、トマト、みかん、すいかなどに多く含まれています。

ニンジンの効能・効果

視力改善効果

β-カロテンから作られるビタミンAは特に夜盲症や視力低下の予防に効果があります。ビタミンAの不足によって、暗い場所で視力低下症状を起こしますが、β-カロテンを摂ることでこれが予防できます。

美肌効果

ビタミンAには皮膚の新陳代謝を促進させる作用があります。そのためビタミンAが不足すると肌が角質化し、肌荒れや乾燥、ニキビなどの症状が起こりやすくなるとされています。また、β-カロテンは紫外線による活性酸素の発生を抑制する作用がありますので、シミ、そばかすの予防効果も期待できます。

ウイルス防御効果

β-カロテンから作られるビタミンAには粘膜を丈夫にする作用があります。特に口や鼻、のどの粘膜が弱るとウイルスや細菌が入り込みやすくなるため、風邪を引きやすい人はビタミンA不足を疑いましょう。

がんの予防効果

がんの原因の一つに活性酸素が上げられています。活性酸素が細胞を傷つけることでがん化するのです。β-カロテンには強力な抗酸化作用があり、細胞の損傷を防止したり修復すると言われていて、がんの予防や抑制に効果が期待されています。

成長促進効果

β-カロテンには骨や細胞を成長させる働きがあると言われ、特に子供の発育期には必ず必要です。不足すると成長が止まったり知能障害などの症状が現われます。

他栄養素の働きを促進する作用

ビタミンAには他の栄養素や成分の働きを促進させる作用があります。

にんじんを効果的に摂るには

ビタミンAは主に動物性食品に多く含まれていて、吸収率が高く、生でも加熱しても吸収率はほとんど変わりません。ですが脂溶性のため、熱を加えるとビタミンAの総量が減ってしまいます。また、体内に溜まりやすいという性質があり、頭痛・筋肉痛・疲労感・皮膚の角質化などの原因となります。また妊娠初期のビタミンA過剰摂取によって、胎児に障害が起きやすいとされています。

これに対してβ-カロテンにはそのような作用はなく、必要な時以外はビタミンAに変換されません。また体内に残ったβ-カロテンは抗酸化物質として働いてくれます。ただ、β-カロテンは吸収率が悪いという欠点があり、油脂に溶けると多少アップします。

そのため、ニンジンを効果的に摂るには、炒め物に入れるか、生で食べる時はオイル系のドレッシングをかけるようにしましょう。ニンジン半本で1日に必要な量が摂れるので、ニンジンが苦手な方もスムージーに入れたりケーキに混ぜ込むなどして積極的に食べるようにして下さいね。

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