目と頭に効果が高いDHA、EPAを含むにじますの実力は?

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DHA、EPAだけじゃない、ビタミンも豊富なにじますの栄養素

にじますは、明治の初めにアメリカから日本にやってきて、養殖されてきている魚です。基本的には川魚ですが、サケと同様に海へ渡り、また川へ帰る魚です。タンパクな白身が特徴で、ムニエルや燻製でおいしく食べることができます。魚ですので、魚特有のDHAやEPA、カルシウムも豊富ですが、そのほかにもビタミン豊富な魚です。

DHA・EPA:学習能力・記憶力の向上

にじますには、DHAやEPAといった、n-3系の多価不飽和脂肪酸が多く含まれています。海魚でしたら、イワシやサバ等の青魚に多く含まれる必須栄養素です。DHA・EPAは学習能力や記憶力の向上、視力低下の予防等の効果とともに、血液をサラサラにする作用が分かっており、動脈硬化、高脂血症、血栓、高血圧の予防にも役立っております。

ビタミンD:骨を強くし、シミの抑制や髪を美しく

にじます100gには、12μg程度のビタミンDが含まれます。ビタミンDはカルシウムと一緒に摂取すると、体内へのカルシウムの吸収をよくし、血液によって運ばれたカルシウムを骨に定着させやすくします。また、髪への栄養の運搬も助けるため、特に骨粗しょう症の人等の髪の毛の発育を促し、美しい黒髪へとかえる力を持ちます。

カルシウム:骨を強くし精神を安定させます

他の魚同様、にじますにはたくさんのカルシウムが含まれます。カルシウムは、リンと一緒になり、骨や歯の材料となりますので、特に、年齢を重ねると気を付けて摂取したい栄養素です。この魚には、前述のビタミンDも豊富に含まれていますので、一緒に摂取されることで、カルシウムが吸収されやすくなります。また、カルシウムには、神経の興奮を抑える役割があり、イライラを抑えてくれます。

ビタミンE:体の酸化を防ぐ

にじます100g中に1.2mgのビタミンEが含まれます。ビタミンEは、強い抗酸化作用があり、活性酸素から、細胞を守ります。そのため、細胞の老化を防ぎ、体内や、肌の健康を維持します。また、ビタミンEには、悪玉コレステロール(LDL)値を下げ、善玉コレステロール(HDL)値をあげる効果もあります。

ビタミンB12、B3:血糖値をさげ、口内炎を予防

にじますにはビタミンB群が含まれます。なかでも、ビタミンB12とB3(ナイアシン)が豊富に含まれます。かつて、脳細胞は、ある年齢からは減っていくだけと言われていましたが、ビタミンB12により、脳細胞や脳神経が修復されることが分かってきました。また、ビタミンB3(ナイアシン)には糖質の代謝をよくすることで血糖値を下げる働きがあります。さらに、皮膚粘膜を正常にする働きがあり、粘膜や肌を正常に保ちます。

にじますを使った主な料理

にじますは、釣ってすぐに塩焼きで食べるのが代表的です。野外で炭火の香りがうつった魚は非常においしくいただけます。川魚のため海の魚に比べると臭くはありませんが、臭いが苦手な方は、3枚におろしたものに軽く粉を振り、バターで焼いたムニエルや、くん液に数日浸したのち、さくらや樫のチップでいぶした燻製でしたら、おいしくいただけます。

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