健康のカギはここにあった!?血液中に存在する『アルブミン』の正体

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突然ですが、皆さん、血液検査の経験はありますか?その時に、健康状態の把握するために使われるのが、血液中に含まれる『アルブミン』の量です。アミノ酸の一種であるアルブミンは、およそ100種類以上も存在する体内のたんぱく質の中でも最も多く、総たんぱくの6割以上を占めています。主な役目は、血液中の様々な栄養分を運ぶこと。食事から摂り入れたたんぱく質を元に肝臓で作られています。

アルブミンが不足すると…

血液中の運搬役であるアルブミン。もし、このアルブミンが不足すると、どのようなことになるのでしょうか。血液中で多くの水分保持のために働くアルブミンは、不足してしまうと血液中の水分が減少することになってしまいます。このことは、浮腫はもちろん、筋肉や体の衰えの原因に。また、栄養素がうまく体中に行き渡らず、血圧低下や栄養失調などを引き起こす恐れもあります。

免疫力にも大きな影響を与えるので、体力に不安のある方は意識して摂取しなければいけません。

アルブミンはこんな時に不足する!

ところでアルブミンはどのような時に不足するのでしょうか。例えば、人間の血液量は、加齢と共に少なくなってしまいます。そうなると必然的にアルブミンの量も不足することに。また、食事の摂取量が少ない場合や、肝臓や腎臓の機能が低下した場合も、体内のアルブミンの量は減少するのです。

体内のアルブミンを増やすコツ

たんぱく質であるアルブミンは、食事を摂ることによって補うことができます。特に効果的なのは、運動後30分以内に乳製品などの高たんぱくの製品を摂取すること。運動はややきつめのものを1回20分以上、週4日を目安に続ければ、体内の血液量が増え、必然的にアルブミンの量も増えるのです。

乳製品でアルブミン量アップ!

アルブミンを作るために効果的なたんぱく質といえば、牛乳ではないでしょうか。というのも、牛乳に含まれている“ラクトアルブミン”というたんぱく質は、アルブミンそのもの。また、ヨーグルトの透明な上澄み“ホエーたんぱく質”は、体内への吸収率も高く、血液量を増やすのに効果的だと言われています。また、せっかくアルブミンを摂取しても、それをアミノ酸に変換しなくては意味がありません。

例えば、ダイエット中で低カロリーの食事ばかりをとっていると、食べたものを栄養に変換するチカラも減ってしまいます。体力や免疫力の衰えが気になる方は、まずは1日3食にお肉や魚、豆類、乳製品などのたんぱく質をバランス良く摂り入れ、自分に見合った基礎エネルギーを確保することが必要です。

バランス良い食事でめざすは健康美!

食事を摂ることにより作り出されるアルブミンは、よっぽどのことがない限り不足することはありません。ただ、加齢や栄養失調が原因となり減少することがあるのです。ある調査では、アルブミンの量が長生きのカギを握っていた、という説もあるそう。何より、年齢を重ねたら無理なダイエットをするよりも、バランス良く食事をすることが、健康で美しく生きるためには必要ではないでしょうか。

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