「ナスニン」はナス特有のポリフェノール!強力な抗酸化作用でがんをシャットアウト

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

なす_re

ナスといえば秋。油をよく吸うのでちょっとカロリーが心配になりますが、美味しいナスは口の中でとろけて、本当に美味しいですよね。成分のほとんどが水だと言われるナスですが、実は有効成分がちゃんとあるんです。「ナスニン」と呼ばれる成分で、抗酸化作用があり、がんの予防にも有効だと言われているのです。

ナス(茄子)とは

ナスの原産はインド東部だと言われています。その後ビルマ、中国を経て日本にも伝わりました。日本ではナスと言えば紫色ですが、欧米には白、黄緑、縞模様のものまであります。どの国でも料理によく使われる食材です。成分はビタミンK、カリウム、葉酸、食物繊維などで、食物繊維はレンコンや長ネギとほぼ同量含んでいます。ビタミンKには骨を健康に保ったり止血する作用があり、葉酸は成長促進や貧血予防、動脈硬化の予防にも効果があると言われています。

「ナスニン」とは

「ナスニン」はポリフェノールの一種アントシアニンという青紫色の天然色素の仲間です。ポリフェノールはどの種類にも抗酸化作用がありますが、ナスニンには特に血液浄化作用があり、発がん物質を除去する力にも優れていると言われます。農林水産省食品総合研究所によると、ナスには発がん物質と言われる食品添加物や排気ガス、かびなどに対しトップクラスの抑制効果があり、しかも加熱してもその効果が変わらないという実験結果が発表されています。

また、皮の部分にはアクとなるポリフェノール「クロロゲン酸」があり、これにも抗酸化作用やがん予防作用があります。この成分は水に溶け出してしまうので、アク抜きで水に長くさらすのはとてももったいないことなのです。

ナスニンの効能・効果

抗酸化作用

ナスニンの効果の一つに抗酸化作用があります。抗酸化作用とは身体の中で日常的に生成される、活性酸素という有害な成分の働きを減少させる効果のことです。活性酸素はストレスや睡眠不足、紫外線、食品添加物、ジャンクフードなどあらゆるものが原因で増えるため、日常生活で防ぐのは不可能だと言われています。

ですが、ナスニンを摂取することで活性酸素が原因で引き起こされる免疫力の低下や老化の進行などを抑えることが出来、さらに肌や粘膜などの形成にも大きく貢献しています。コラーゲンやエラスチンを変性させてしまう活性酸素を除去するため、シワやたるみを防いでくれるのです。更に、上に書いたように発がん性物質を抑制する効果も非常に高くなっています。

コレステロール値低下

ナスニンにはコレステロール値を下げる働きがあることが動物実験でわかっています。高脂血症や生活習慣病予防への有効性が期待されています。

血液浄化作用

ナスニンには血液をサラサラにし、血流を促進する作用があります。血流が良くなると高血圧防止につながり、血管のさまざまなトラブル予防効果が期待できます。また血流が良くなると末端にまで栄養素が届くことになり、冷え性改善や疲労回復にも役立ちます。ただしナスはカリウムが多いので、あまり食べると体を冷やし逆効果になってしまいますので注意して下さい。

ナスニンを効率的に摂るには

ナスニンは名前の通り、ナスにのみ含まれるポリフェノールです。今は一年中手に入る食材ではありますが、旬以外のものは有効成分が少なくなります。ですから、一番美味しい時期に食べ、他の時期は他の旬の野菜を食べるようにしましょう。どの野菜にもポリフェノールは含まれており、効果の強弱はあるもののすべて抗酸化作用があります。特に発がん物質の抑制効果を期待するのであれば、なすに近い効果があるとされるブロッコリーやほうれん草などが1年中冷凍で手に入るのでおすすめです。

なお、ナスを調理する時は油を使用した料理がより効果を高めてくれます。植物油にはビタミンEが含まれていて、これにも抗酸化作用があるからです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加