クレオパトラが愛したモロヘイヤは健康と美容に最強の野菜

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野菜の中でもトップクラスの栄養素があるモロヘイヤ

モロヘイヤは日本に紹介されてからまだ日が浅い野菜。ホウレン草より豊富な栄養価があることで名を高め、今では料理の食材としてスーパーなどでもお馴染みになりました。エジプト原産のクレオパトラが好んだ野菜として知られ、アラビヤ語で「王様が食べる野菜」を意味します。カロチンやカルシウム、ビタミンA、ビタミンB1・B2の含有率が青菜の中でもトップクラスあり、様々な健康効果が期待されている野菜です。

ムチン:消化不良、食欲不振を防いで夏バテ予防

モロヘイヤは熱帯地方が原産であり、それらの国では夏バテ予防として好まれて食べられています。この野菜特有の茹でて刻むと出るネバネバはムチンという成分であり、タンパク質の消化を促し、胃や腸の粘膜を保護して消化不良や食欲不振を防いでくれます。暑さや冷たいものを摂り過ぎて食欲減退や疲労気味の夏には積極的に摂りたい野菜といえます。

βーカロチン:老化防止、美肌効果

栄養素がトップクラスの中でも特にβーカロチンは多く含まれています。βーカロチンが多い野菜で知られているのはニンジンですが、モロヘイヤはその約1.4倍ものカロチンが含まれています。カロチンには強い高酸化作用があり、身体全般の老化防止や美肌効果、髪や爪などの美容作用があることで知られています。クレオパトラが好んだという逸話があるのもこれらの効用を実感していたのかも知れませんね。

食物繊維:便秘予防、コレステロール・血圧の抑制

モロヘイヤは野菜の中でもトップクラスの食物繊維を含んでいます。食物繊維は胃や腸管をやさしく刺激してくれるので、お通じに悩む女性にはうれしい野菜です。また、代謝系への作用としてコレステロールの上昇を抑え、循環器系への作用として血圧の抑制が挙げられています。美容と健康の両面に効果があるので、美を追求する女性の強い味方とも言える野菜ですね。

カルシウム:骨粗しょう症状予防

身体のカルシウムは年齢と共に自然に減少していき、不足すると骨や歯がもろくなったり、骨粗しょう症を引き起こす原因となることが知られています。食物からカルシウムを摂る量が減ってくると、骨に含まれるカルシウムが血液の中に溶けだしてしまうので、普段の食事で補ってやることが大切になります。モロヘイヤはカルシウムも多く含んでおり、嵩がない野菜なのでスープなどにすれば美味しく必要な栄養素を摂ることができます。

カリウム:浸透圧バランスを調整

モロヘイヤはカリウムも多く含んでいます。カリウムはナトリウムと共に細胞内の浸透圧を一定に保つ働きをする栄養素です。夏場の暑い時期などは汗といっしょにカリウムが体外へ流れてしまうため、夏バテの原因につながります。また、カリウムの排出で浸透圧バランスが崩れると、血液中のナトリウム濃度が高くなり、血圧が上昇するという結果になります。カリウムは血管強化にも期待ができるので積極的に摂りたい野菜といえます。

モロヘイヤを使った主な料理

モロヘイヤは火が通りやすいので調理時間もかからず、また、野菜そのものの味や食感や美味しいので、あまり手をかけずに食卓の一品が作れます。代表的なのはスープですが、洋風のコンソメにも合いますし、和風の鰹ダシにもマッチします。ホウレン草のようにサッと茹でておひたしにしたり、味や香りを強く主張する野菜ではないのでカレーや納豆に混ぜたり、他の食材のソースにしても相性がいいものです。

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