皮膚や末端が壊死する可能性も 末端冷え性の放置は×

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末端冷え性とは

「末端冷え性」という言葉をご存じでしょうか?冷え性は女性を中心に多くの方が悩んでいる症状ですが、特に手足が氷のように冷たくなってしまう症状を末端冷え性といいます。末端冷え性を放置しておくととても怖い問題を引き起こす可能性もあるため、冷え性改善に向けてできることに取り組んでいく姿勢が大切です。末端冷え性について詳しくご説明しましょう。

末端冷え性になる原因は

手足が極端に冷えてしまうのは、血液の流れが滞ってしまうためです。心臓から酸素と一緒に血液が体中に送られることで、あらゆる機能を正常に働かせることができるのですが、血液がうまく流れていかないと手や足のような末端にまでは充分な血液が届かなくなってしまいます。そのため熱量が不足し、末端冷え性へと繋がってしまうのです。

また、十分な熱が体内にない場合、血液はまず内臓を温めようと集まってきます。すると手足の末梢血管にまで血液が行かなくなってしまうことで、末端冷え性を引き起こすのです。

末端冷え性を放置しておくことの恐ろしさ

末端冷え性を放置しておくと、「レイノー現象」という大変恐ろしい症状を引き起こす可能性があります。レイノー現象というのは、冷たい刺激などによって手指や足指の動脈が収縮し、血行が悪くなって皮膚が真っ白あるいは紫色になり、痺れ、痛みなどを感じるものです。手足を温めると30分程度で元の状態に戻ることが多いのですが、状態を放置しておいたり、何度も繰り返していると壊死する可能性もあると言われています。

末端冷え性とレイノー現象の関係

主に40歳以前の若い女性に多く、原因がわかるものをレイノー症候群、原因不明のものをレイノー病と分けて呼んでいます。どちらにせよ冷えが一つのきっかけとなって起こることは確かですので、末端冷え性とレイノー現象が無関係であるとは言い切れません。進行すると皮膚が壊死する危険性もありますので、冷え性を改善することがとても重要です。

根本的に改善しなければ意味がない

手足の冷えを解消しようと手や足を温めても、根本的な改善策にはなりません。なぜなら、末端冷え性は外部からの影響が原因ではなく、血行不良という体の中の問題だからです。つまり、体の機能を高めるために何ができるかを考え、取り組んでいかなければならないということです。血行不良の原因をつきとめ、それを改善することが必要です。血行不良の原因としては、自律神経の乱れ、水分不足、アルコールの過剰摂取、食生活の乱れ、運動不足などがあげられます。

末端冷え性を改善させるオススメの方法

血行を促進させ、末端の冷えから守るために効果的なのが運動です。運動をすることで筋肉量を増やし、血の巡りを良くすることができます。また食事の内容も重要です。体を冷やすと言われる夏野菜や生野菜のサラダではなく、しょうがや根菜をたっぷり摂取し、またチーズや肉などのたんぱく源も積極的に食べるようにしましょう。

手足が冷えると、眠りが浅くなったり寝付きが悪くなることが多く、寝不足によって肌荒れを引き起こしたり、頭痛、だるさなど様々な不快な症状に悩まされることになります。それが原因でさらにストレスを増やし、余計に冷えを悪化させる・・・これではいつまでたっても冷え性から抜け出すことができません。また、上記のレイノー現象の原因のひとつにストレスもあげられているのです。辛い手足の冷えから抜け出せるよう、できることから取り組んでいきましょう。

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