細胞の成長のサポートと肌の健康にまくわうり

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ビタミン、カロテン等の栄養素を含むメロンの先祖まくわうり

プリンスメロンやキンショウメロンは、まくわうりの系統の植物と交配して生まれた果物です。そのため、メロンと似ている栄養を持ち、食べた感覚も果物のニュアンスをもっている野菜です。コンポートや、冷やして食べる等デザートとしての調理もされる一方で、サラダやアクアパッツァ、漬物の料理の材料としても利用されます。

葉酸:核酸の材料となり成長を促進

まくわうり100g中に、葉酸は120μg含まれます。葉酸は、8種あるビタミンB群の1種で、核酸の材料になったり、細胞の分裂に関与したりします。そのため、成長著しい胎児を宿した妊婦の方は大量の葉酸を消費します。また、母乳の生成の際にも葉酸が必要になるため、成長盛りのお子様や、妊婦の方には大切な栄養素となります。

ビタミンC:器官の強化や肌の健康を保つ

まくわうりには、ビタミンCも豊富に含まれます。ビタミンCは、肌のうるおいを守り、細胞と細胞の結合を強くするコラーゲンの材料となります。そのため、壊血病の予防、肌の角質化の予防、血管の強化といった効果が期待できます。また、ビタミンCには高い抗酸化力が備わっています。この働きにより、メラニン色素を刺激する活性酸素が抑制され、シミを予防します。

カリウム:心筋梗塞予防や高血圧予防

まくわうりに含まれるカリウムは、100g中672mgになります。カリウムは、筋肉のエネルギー生成を助ける働きがあり、長時間の運動による筋肉痙攣や、心筋梗塞を予防する効果が期待できます。また、体内や細胞のナトリウム(塩分)を体外へ排出する働きがあり、余分なナトリウムが原因となって引き起こる高血圧や、むくみを予防します。

ククミシン:肉の分解を助ける酵素

ククミシンという成分は、酵素の一種でタンパク質を加水分解する働きを持ちます。この成分は、メロンやまくわうりに含まれる特有の成分です。肉料理を食べる際等に、一緒に食べることで、肉の分解と消化を助け、腸内に未消化の肉が残り悪玉菌が繁殖することを防ぎます。また、血液の凝固を遅らせる効果があることも分かっています。

食物繊維:血糖値の急増抑制

まくわうりには食物繊維も豊富に含まれます。食物繊維は、食事と一緒に摂取すると、血糖値の急激な増加を防ぐ効果があります。そのため、糖尿病の予防や、余分な脂肪の生成の抑制の効果が期待できます。また、食物繊維は、腸内の老廃物をからめとり排泄する働きがあります。そのため、悪玉菌の繁殖を抑え、善玉菌の成長を促します。

まくわうりを使った主な料理

まくわうりをデザートのように食べる場合、そのまま冷やして食べてもおいしくいただけますが、少し甘みを足すように、ドライレーズンをまぶしてみたり、コンポートにしてみたり、他の果物と一緒にスムージーにしていただきます。一方、料理として食べる場合、生のまま野菜と一緒にサラダにしたり、魚介や玉ねぎと一緒にアクアパッツァの材料にしたり、漬物にすると食材にほのかな甘みを加えおいしくいただけます。

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