苦いから効果も強い!ケールは抗がん作用もある野菜の王様

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「緑黄色野菜の王様」ケールはなぜ青汁に?

ケールはアブラナ科に属する植物で、キャベツの仲間ですが、結球せず、味もキャベツとは全く違います。地中海原産ですが1年中栽培できる生命力の強さから、日本各地で栽培されています。

青汁として飲まれるようになったのは戦後の食糧難の頃からで、栄養補給を目的とした青汁が考案されてからです。最初のころはキャベツや小松菜などが青汁の原料でしたが、栄養のバランスがよく、一年中収穫のできるケールが主流となりました。現在でも野菜として食べられることはほとんどなく、青汁の原料として消費されています。

栄養素の宝庫!各種ビタミンや食物繊維が豊富

ケールの栄養素は他の野菜に比べるととても多く群を抜いています。「緑黄色野菜の王様」の名にふさわしく、ビタミンB1・B2・B6・C・E・K、βカロテン、ナイアシン、葉酸、カルシウム、マグネシウム、カリウムなどがバランスよく含まれていて、生活習慣病予防に最適な食材です。

便秘解消に役立つ食物繊維はキャベツの約3倍。骨の健康維持やイライラ解消に欠かせないカルシウムは牛乳の約2倍。冷え性やアンチエイジングに欠かせないビタミンCはみかんの約2.5倍、ビタミンEは人参の約5倍。ビタミンAやβカロチンはキャベツの200倍あると言われています。

美容効果を期待できる成分もたっぷり

ケールに含まれるビタミンは美容に大きくかかわるものが多く含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成を大きく助けるビタミンです。コラーゲンは細胞と細胞をつなぐ役割を持っていて、皮膚や血管などを丈夫に保ちます。βカロテンは粘膜や皮膚を乾燥から守り健康に保つ働きがあります。また、ビタミンEは若返りのビタミンと呼ばれるほどアンチエイジングに効果があると言われています。

美容の味方睡眠もケールで整えられる!

睡眠不足や睡眠障害は疲労の回復を妨げるだけでなく、体の不調や精神状態にも影響してきます。ケールには快適な睡眠に導くメラトニンという成分が含まれています。ケールを摂取することによって多くのメラトニンが分泌されると、体のリズムが整えられます。質の良い睡眠は成長ホルモンをよく分泌させ、体の新陳代謝をスムーズにしてくれます。栄養の多いケールを摂取して、体のリズムを整えましょう。

目の健康にはルテインとβカロテンで

栄養価の高いケールはさまざまな効果を期待できます。目の健康に良いといえばブルーベリーがあげられますが、ケールに含まれるルテインも目の網膜を紫外線から守る働きがあります。また、網膜を覆うタンパク質の生成にはβカロテンが関わっており、この2つの成分は目の健康に欠かせません。

また、ビタミンCはストレスを和らげる効果があるとされていますし、ビタミンA・C・Eは抗酸化作用の高い栄養素で、老化や病気を防ぐと言われています。便秘には豊富な食物繊維が効きます。

あの苦みにも効能がある

ケールは野菜そのままで食べるととても苦いです。ヨーロッパで広く栽培されている品種はあまり苦みがないため、サラダなどでいただくことができますが、日本で栽培されている品種はほとんどが強い苦みを持っています。これはイソチオシアネートといい、抗酸化作用が強く、がんの予防効果もあると言われています。ですから、あの苦みも健康を担っているのです。

栄養満点でいいこと尽くしのケール。毎日摂取し続けることで効果が期待できるので、苦いからと敬遠せず、青汁やサプリメントで摂取して美容や健康を維持したいですね。

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