甘草(かんぞう)効能3選!古くから活用されてきた薬草の効果とは?

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古くから親しまれる薬草!甘草(かんぞう)とは

甘草(かんぞう)は、古くから親しまれている薬草のことで、食用だけでなく、化粧品や薬にもよく配合されています。甘草(かんぞう)には、フラボノイド系の物質が豊富に含まれており、老化や生活習慣病の原因である活性酸素を除去する効果が期待されています。

甘草(かんぞう)の驚くべき3つの美容・健康効果とは?

強い抗酸化作用による『アンチエイジング効果』

肌の弾力を維持するコラーゲンやエラスチンを変質させてしまい、しわやたるみの原因になる活性酸素。甘草(かんぞう)に含まれるリクイチリン、リクイリチゲニン、イソリクイリチン、イソリクイリチゲニンには、その活性酸素を除去する強い抗酸化作用あるため、アンチエイジング効果が期待できます。

また、活性酸素は紫外線や喫煙、ストレスなどによって体内に発生することから、血管や細胞にもダメージを与えるといわれています。甘草(かんぞう)を摂取して内から綺麗になることを目指しましょう。

素早くグルクロンさんを補給!『肝機能の向上』

甘草(かんぞう)に含まれるグリチルリチンは、肝臓でグルクロン酸に代謝されます。このグルクロン酸が薬物などの異物と結合し、尿と一緒に体外に排出することで人体を守っています。通常グルクロン酸を作るには、一度ブドウ糖を作り、その後グルクロン酸に作り替えなければなりません。

しかし、甘草(かんぞう)に含まれるグリチルリチンは、ブドウ糖を作ることなく直接グルクロン酸になるため、素早くグルクロン酸を補給でき、その結果、肝機能が向上します。

エストロゲン様物質により『ホルモンバランスを整える』

甘草(かんぞう)には、女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをする、エストロゲン様物質が含まれており、ホルモンバランスを整える効果も期待されています。女性の体は繊細で、多少のストレスなどでもホルモンのバランスを崩してしまうといわれています。さらに更年期になると、ホルモンの分泌が減少するため、ホルモンバランスを崩し、更年期障害になる人も少なくありません。婦人病や更年期障害などで悩んでいる女性は積極的に摂るようにしましょう。

甘草(かんぞう)を摂るには?3つの方法をご紹介します!

甘味料

甘草(かんぞう)は砂糖の50倍から80倍の甘さがあり、粉末にして甘味料として利用されます。欧米ではカロリーの低い天然の甘味料として人気ですし、日本では醤油の甘み成分としても使われています。他にも、薬膳料理に使われるほか、野草として炒め物や天ぷらなどにも使われます。

薬膳茶・薬膳

甘草(かんぞう)を気軽に楽しむ方法として、手作りの薬膳茶や薬膳酒が人気を集めています。薬膳酒の作り方はとても簡単で、高麗ニンジンなどの薬膳と一緒にガラスポットに入れ、その中に氷砂糖とホワイトリカーを入れ、4週間ほどおいて完成です。もちろんそのままストレートで飲んでもいいですし、水やお湯で割って飲むのもいいでしょう。

お酒が苦手な人は薬膳茶がおすすめです。薬膳茶は一度やかんで煮出すか、ポットに熱湯を注いでしばらく待ってから飲みます。自然な甘さがありクセも少ないので、女性に人気です。効果をより早く実感するには、ポットなどに入れて持ち歩き、休憩中や食事中などこまめに飲むといいでしょう。

化粧水

甘草(かんぞう)はアンチエイジングなどの美容効果があるだけでなく、抗炎症作用があるので、甘草(かんぞう)のエキスが入った化粧水も売られています。古くから薬用植物として親しまれていただけあって、利用方法が幅広いのも魅力の1つです。

摂りすぎに注意!甘草(かんぞう)の1日の摂取量

甘草(かんぞう)の1日の上限摂取量は5g程度といわれています。漢方薬の約70%に甘草が含まれており、食品添加物としても摂取する機会が多いので、摂り過ぎには注意が必要です。個人差があるので一概にはいえませんが、過剰摂取によって顔がむくんだり、脱力感、頭痛が起こることも報告されています。上限の5g以下でも、人によっては過剰摂取の症状が出る場合もあるので、初めは少量から摂り始めて、体調の変化を見ながら、徐々に量を増やしていくことを推奨します。

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