生姜成分「ジンゲロン」で体を温め脂肪を燃焼!生活習慣病予防にも効果あり

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生姜の主成分、ジンゲロール。このジンゲロールを加熱したり乾燥させると生成されるのが「ショウガオール」と「ジンゲロン」です。今回はジンゲロンの効能や効果について、まとめました。

「ジンゲロン」とは

ジンゲロンは別名バニリルアセトンといい、生姜の根や茎にある辛味成分です。中国では漢方薬として使用されており、冷え性、食欲不振、体脂肪の減少、発汗作用など多くの効能があります。また、優れた殺菌効果があるため、食中毒予防のためにも使われています。

ジンゲロンの効能・効果

冷えの改善作用

ジンゲロンには発汗作用があり、老廃物や滞留している水分を排出する作用があります。運動不足や加齢によって筋肉が衰えて来ると、腎臓や膀胱の代謝機能が低下し、余分な水分を排出できなくなります。すると冷えやむくみといった症状が起こりやすくなります。また、ジンゲロンには血行促進作用があります。しょうがを食べるとポカポカして来るのは、その作用によるものです。血行が良くなると体温が上がるので、冷え性の改善につながります。

便秘の解消作用

ジンゲロンによって血行がよくなると代謝がよくなり、腸のぜん動運動が活発になります。それによって自然な便通が促されます。

ダイエット効果

体が温まることによって脂肪の燃焼が促進されます。またジンゲロンには脂肪分解作用があることが動物実験によって発見され、現在研究が進められています。

生活習慣病予防

ジンゲロンには血管を拡張する作用があります。すると血流が改善され、血圧を下げる効果が期待できます。血液の流れが良くなると動脈硬化を予防することができますし、また代謝がよくなることから体内の老廃物が排泄されるので、肥満防止効果も期待できます。

殺菌作用

寿司に添えられるガリは生姜の殺菌作用を利用したものです。ジンゲロンの高い殺菌作用により、食中毒の予防をはじめ、体内に侵入したウイルスや雑菌を殺す働きがあります。そのため、初期の風邪や咳、喉の痛みなどに有効だとされています。

健胃作用

ジンゲロンは胃液の分泌を活発化させる作用があり、消化を良くしたり食欲を増進させる効果があります。

ジンゲロンの副作用

ジンゲロンは非常に健康に有効な成分ですが、過剰摂取は副作用があります。刺激物なので口内や喉に炎症が起きたり、胸やけが起きたりします。胃液の分泌を促進させるので、胃酸過多気味の人が生姜を摂るとさらに胃液が分泌されることで胃の粘膜を荒らしてしまったり、胃痛を引き起こすことがあります。

ジンゲロンを効率的に摂るには

生姜にはジンゲロールという成分があり、加熱したり乾燥させることでジンゲロンに変化します。ジンゲロール自体にも免疫強化やコレステロール値を下げるなど多くの効能がありますが、ジンゲロールは加熱したり空気に触れないほうが効果があります。ですから、生姜は生で摂る時には直前にすりおろすようにしましょう。

ジンゲロンの形で摂取するには、炒め物に入れたり炊き込みご飯の具にするのが手軽です。また、生姜を練り込んだジンジャークッキーはその辛味が大人の味。欧米では古くからある伝統的なお菓子です。

また、お茶として摂るのもおすすめです。市販されている生姜パウダーをお湯で溶けば、ジンゲロンが豊富なジンジャーティーになります。はちみつを入れるとぐっと飲みやすくなりますよ。1日5杯程度が目安です。

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