高貴な香りのジャスミン 心も体も穏やかにする魔法の作用

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「ジャスミン」といえばあの有名な香水Joyに使われている、高貴な香りを持つ植物です。花700kgからわずか1kgしか採れないというジャスミンの精油はバラと同様おいそれとは手に入りませんが、ジャスミンティーなら簡単。ほっと一息入れませんか?

「ジャスミン」とは

ジャスミンはモクセイ科ソケイ属のハーブで、インド、イラン、アフガニスタン、東南アジアなどの熱帯~亜熱帯が原産です。古くから広い地域に広まっており、その高貴な香りからインドでは儀式に必ず使われていましたし、クレオパトラが愛した香りでもあります。

ジャスミンは6メートルほどの長さにまで成長するつる性の植物で、花は芳香が最も強くなる午前2時頃に摘み取られます。その後有機溶媒によって抽出されたエキスは、溶媒を除去した後再度エタノールで抽出させ、最後にエタノールを除去して精油になります。

ジャスミンの主な香り成分はジャスモン酸メチルで、現在この香りは合成方法がわかっており、安価で手に入れることができます。ですが、cis-ジャスモンと呼ばれる最も特徴的な香りはいまだ合成することが出来ません。そんなところも「花と精油の王」と呼ばれる所以かもしれません。

ジャスミンの効能・効果

心・精神への作用

ジャスミンには快楽物質であるエンファリンや、快感ホルモンと呼ばれるドーパミンの分泌を促進させる作用があります。そのため、自信がなくなった時や精神的に不安定な時に使用すると、落ち込みを回復させたり気分を高揚させます。

また、精神が疲れ果て何もやる気が起きない時や心が動かなくなってしまった時にも、固まった心を解きほぐしてくれます。また、GABAと呼ばれる、精神安定に効果があるとされるアミノ酸が増えることもわかっています。

体への作用

ジャスミンは「子宮のハーブ」と呼ばれており、特に出産の時に最もその効果を発揮します。子宮の収縮を強めることで分娩を促し、同時に痛みも緩和してくれます。さらに女性ホルモンのバランスを取る作用があることから、産後の抑うつ症状にも効果があります。母乳の出も良くすると言われています。

また、子宮の強壮作用と鎮痛作用、体を温める作用があるので、生理痛、PMS(月経前症候群)、更年期障害、膣の感染症などに効果があります。

肌への作用

ジャスミンには乾燥肌や敏感肌を落ち着かせ、肌を柔らかく潤す作用があります。また細胞の新陳代謝を促すため、アンチエイジング効果も期待できます。この新陳代謝を促す作用から、妊娠線を目立たなくさせるとも言われており、特にラベンダーオイルとブレンドしたものは非常に肌の弾力を強める効果があります。

ジャスミンを使う時に注意すること

妊娠中は、お産ぎりぎりまでジャスミンの精油は使用しないで下さい。この精油は使いすぎると粘膜の働きを妨害してしまいます。また、ジャスミンには神経を鎮静させるため、眠気を誘う場合があります。そのため、集中力が必要な時には使用を控えたほうが良いとされています。

ジャスミンを効果的に摂るには

ジャスミンの効果を最も効果的に得るには、エッセンシャルオイルの形で使用するのが一番です。ですが、2ml程度で1万円ほどしますから、なかなか手が出ない精油です。簡単なのはジャスミンティーです。香りを楽しみながら飲むことで、精神が安定します。また、薄めに入れたジャスミンティーを冷まして、お肌にパッティングするのもおすすめです。コットンに浸して5分ほどパックすると、とても肌が柔らかくなりますよ。

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