肝臓病になる前に!タウリンを積極的に摂取してダイエットも

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肝臓は「沈黙の臓器」。気付いた時には手遅れに

肝臓は腰のあたりに左右対称にある、2つの臓器です。沈黙の臓器と呼ばれており、病気の初期には自覚症状がほとんどないため、気づいた時にはすでに症状が進行しているのです。また、一度悪くなってしまったら自然に良くなることはありません。

肝臓の病気の主なものといえば、脂肪肝、肝炎、肝硬変、肝臓がんなど。肝臓がんは肝硬変が悪化して罹ることが多く、初期症状に気づかないまま、発見された時には手遅れということもよくあります。毎日の食事に気をつけて、予防するようにしましょう。

肝臓に良いといわれている栄養素は「タウリン」です。主に魚貝類に含まれている成分で、肝機能を高めたり、動脈硬化の予防、コレステロール値や血圧の低下など、多くの効能があります。またむくみや便秘にも効果があるので、ダイエットにも良いとされています。

タウリンは魚貝類に多くふくまれている栄養素

タウリンは真ダコやイカ、サザエ、ホタテ、魚の血合いなどに多く含まれています。また、カツオやブリ、アジ、サバ、サンマにも多く含まれています。また、牡蠣やハマグリ、ミル貝やアサリなどにも豊富ですので、毎日の食事の中でこれらの食材を摂ると良いでしょう。

タウリンはコレステロールを下げ、肝機能を強化する

タウリンの主な作用は、コレステロール値を下げるということです。消化液である胆汁は胆汁酸から作られますが、この酸はコレステロールが変換されてできたものです。タウリンは胆汁酸と結合することで胆汁酸を腸と肝臓に行きわたらせ、コレステロールを排出する作用があるのです。

また、肝機能や心機能の強化にも役立つことがわかっています。アルコールの代謝を促進して二日酔いを予防したり、高血圧の予防にもなるといわれています。タウリンは体内で生成される栄養素ですが、量が少ないため食事からも摂取が必要です。また、タウリンは熱に弱い水溶性なので、調理には工夫が必要です。

ダイエットにも効果があるタウリン

タウリンには、血糖値の上昇を抑える働きがあります。インスリンの分泌を促進するため、血糖値が下がるのです。すると空腹感が抑えられ、ダイエットに効果があります。また、タウリンは肝臓に溜まりがちな中性脂肪を排出する働きがあります。そのため脂肪肝の予防・解消に役立ちます。さらに、タウリンには悪玉コレステロールが増えるのを阻止し、血液をサラサラにしてくれます。

すると血行が良くなるので、代謝もよくなります。これがダイエットにつながるのです。また、タウリンは筋肉の収縮力を高めるといわれています。便秘は腸の働きが衰えぜん動運動が正常に出来なくなって起こるのですが、タウリンはその運動を正常化する働きがあるため、便秘解消にも役立つのです。

そのほか、動脈硬化を予防したり目の機能を高める働きもあるので、特に現代人に必要な成分といえるでしょう。

魚貝類やサプリで積極的に摂取しよう

タウリンは上記のように魚貝類に多く含まれていますので、積極的に摂りましょう。ただ、通常の食事の場合1日100~300mg程度含まれていますが、タウリンの効果をはっきり感じるためには3,000mg必要ともいわれています。

薬事法の関係で現在はタウリン単体のサプリはないようですが、牡蠣やしじみのエキスを利用したものはたくさん出ています。肝臓に負担をかける生活を送っている人は、栄養ドリンクやサプリメントで補うようにしましょう。

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