世界一臭い!「フルーツの王様」ドリアンの意外な効能とは??

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まるでクリームチーズの舌触り!ドリアンの果肉に含まれる栄養素って?

ドリアンは、トゲトゲの見た目と、どっしりとした大きさ、そしてタマネギが腐ったような独特の芳香で有名な「フルーツの王様」。日本では見かけないフルーツですが、フィリピンやタイでは、その栄養価の高さと、果肉の濃厚でクリーミーな美味しさから「滋養強壮のフルーツ」兼「特別なご馳走」という地位を確立しています。傷んでしまうのが早いので、食べ方はもっぱら生食となります。

カリウム:高血圧予防

ドリアンに最も多く含まれているのがカリウムです。カリウムは細胞内の余分なナトリウムを排出し、血圧を正常に保つはたらきがあります。また、それが結果的に心筋梗塞の予防や、筋肉の正しい収縮維持につながります。ただし、腎機能が低下している方は、カリウムを摂取しすぎると腎臓に余分な負担を与えるため注意が必要です。

葉酸:貧血予防や細胞の再生を助ける

ドリアンに含まれる葉酸は、私たちの身体に酸素を供給する赤血球を作り出すはたらき、つまり貧血予防に効果があります。また、細胞の再生を促進するので、細胞分裂の多い口や消化管の粘膜や、発育途中の胎児などにとっては重要な栄養素です。さらに、血液をサラサラする効果もあるので、動脈硬化を予防します。

ナイアシン:冷え性予防、美肌効果

ナイアシンは、代謝を促進し血行をよくすることで冷え性を予防します。代謝を促進するということで、加齢によるシミ、紫外線によるソバカスや日焼け、毛穴の黒ずみなどに効果があるといわれています。葉酸の貧血予防効果に加え、女性に嬉しい効果です。ドリアンは、他の果物と比較しても特にナイアシンが多く含まれています。

ビタミンB群:疲労回復、細胞の再生促進

ビタミンB1、B2は糖質やたんぱく質をエネルギーに変換させる作用と、皮膚や粘膜の健康維持に働きます。以上のことから、疲労回復に効果があるといえます。ドリアンに含まれるビタミンB1は果物の中でもトップクラスの多さであり、ビタミンB2においても、多く含まれることで有名なアボガドと同程度含まれています。

リン:骨や歯となって身体を構成する

私たちの身体の中にあるリンは、その8割以上がマグネシウムとともに骨や歯を構成する働きをしています。残りのリンは、エネルギー貯蔵や細胞膜を構成するなど、生命活動を支える重要な役割を果たしています。ドリアンにはマグネシウムとともにリンが豊富です。リンが不足すると骨や歯がもろくなります。カリウムと同じく、腎機能が低下している方は摂取過剰にならないよう注意が必要です。

ドリアンを使った主な料理

トゲトゲの皮をむき、その場ですぐ実を取り出して生で食べるのが一般的ですが、フィリピンやタイの旅行のお土産品として、加工品も出回っています。実の味がするガム、饅頭、ペースト、ドリアンチップス、キャンディ、キャラメルをはじめ、ペーストをクレープのように薄く伸ばして焼いた、サクサクとした食感のパフ・クッキーなどがあります。

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