青魚の「ドコサヘキサエン酸」で血流改善、生活習慣病予防しよう

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ドコサヘキサエン酸(DHA)は、今や誰でも知っている健康成分です。青魚に多く含まれているので苦手な人も多いと思いますが、最近はサプリメントでも手軽に摂ることができます。前回はこのドコサヘキサエン酸の脳に対する働きについてまとめたので、今回は主に脳以外の効能や効果についてまとめました。

「ドコサヘキサエン酸」とは

ドコサヘキサエン酸は不飽和脂肪酸で、ω(オメガ)-3と呼ばれています。必須脂肪酸で、血流改善やコレステロール低下、アレルギー抑制などに効果があるとされています。これが不足すると脳や神経、皮膚に影響が出ますが、欠点として酸化が早く、酸化した脂肪酸は動脈硬化や老化の原因ともなります。また、熱にも弱いとされています。

イヌイットはアザラシやクジラ、白クマの肉を常食としていて、世界一脂肪が多い食事をしていると言われます。ドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸(EPA)を非常に多く摂取しているためコレステロールや中性脂肪値が高くなっていませんが、温暖な気候下で運動をほとんどしない現代日本人が同様に食べると脂肪として溜まり、肥満の元となりますので注意が必要です。

ドコサヘキサエン酸DHAの脳以外の効能・効果

血流改善効果

ドコサヘキサエン酸(DHA)には、血小板の凝集を抑制したり、血管の細胞膜を柔かくする作用があると言われています。それによって血流が良くなり血液がサラサラの状態になるので、血栓ができにくくなり高血圧になるのを予防します。

生活習慣病を予防する効果

ドコサヘキサエン酸には中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあります。それによって悪玉コレステロール値や血圧を下げるところから、生活習慣病予防効果があると考えられています。

視力回復効果

ドコサヘキサエン酸は、目の網膜内にある脂肪酸の約40%を占めています。そのため、摂取することで視力(主に近視)の改善に効果があります。また視力と脳の働きは密接な関係があるため、視力が回復することで頭にも良い影響があると考えられています。

アレルギー予防効果

シクロオキシゲナーゼという酵素には、アレルギーや関節炎を促進させる作用があります。ドコサヘキサエン酸にはこの酵素を阻害する作用があり、アトピー性皮膚炎、花粉症、喘息、関節炎などに効果があると言われています。

精神安定効果

子供や高齢者に対する実験では、ドコサヘキサエン酸を摂取すると精神が安定し、攻撃性が抑制されるとの結果が出ています。ストレス緩和に効果があるのではないか、と研究が進められています。

アンチエイジング

ω(オメガ)-3の代表的な資質であるα-リノレン酸は、体内でドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸に変換されます。α-リノレン酸は細胞膜を構成しているため、不足するとたるみなどの老化の原因になると言われています。

ドコサヘキサエン酸を魚以外で摂るには

魚が苦手な人ができるだけドコサヘキサエン酸(DHA)を手軽に摂るには、α‐リノレン酸が豊富なくるみ、植物油、マヨネーズ、大豆製品、ほうれん草、春菊、白菜、大根といった食材を摂るようにしましょう。もちろん、手軽なサプリメントを摂ることもおすすめです。できるだけ無理のない形で毎日摂取し、頭と体の健康を保ちましょう。

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