「デビルズクロー」には関節痛を抑える効果!消化促進にも使われるハーブ

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「デビルズクロー(devil’sclaw:悪魔のかぎ爪)」は別名「ライオンゴロシ」という、何だか恐ろしい名前のハーブです。英名や和名から毒草のようなイメージを受けますが、これは形から来たもので、実は炎症を抑える効果があるんです。

「デビルズクロー」とは

デビルズクローはアフリカ南西部が原産の、砂漠に自生するゴマ科の多年草です。実の回りに爪のようなトゲがあり、動物の体に爪が引っかかることで種子が広がって行きます。正式な名称は「ハルパゴフィタム」ですが、その形から「デビルズクロー」という俗名が通常使われています。日本のセイヨウイラクサも同属です。

古くからアフリカやヨーロッパで人気のあったハーブで、関節炎の鎮痛を始めとしたさまざまな用途に使われてきました。現在でもよく使用されるハーブであり、さまざまな形で摂取することができます。他の鎮痛・抗炎症薬と比べ副作用の心配が少ないとされています。

「デビルズクロー」の効能・効果

炎症を抑える効果

デビルズクローにはイリドイド配糖体が含まれています。イリドイド配糖体は多くの薬用植物が含有している成分で、鎮痛、抗炎症、抗腫瘍、抗ウイルスなどが認められています。マタタビにも含まれており、猫が陶酔するのも作用の一つです。デビルズクローに含まれているイリドイド配糖体は「ハルパゴシド」というもので、炎症を鎮める作用があり、骨同士が摩擦して起きる関節の痛みや筋肉痛を軽減すると言われています。

抗酸化作用

デビルズクローにはポリフェノールの一種フラボノイドが豊富です。フラボノイドには多くの種類がありますが、どれにも強力な抗酸化作用があります。細胞や血管を錆びつかせる活性酸素を除去するので、老化や生活習慣病の予防に効果が期待できます。

胃腸改善作用

デビルズクローに含まれる苦み成分によって消化が促進されます。そのため、消化不良、食欲不振などの胃腸障害を緩和するとされ、古くから胃腸薬としても使われています。胃酸が多いと効果が弱まるため、胃酸の分泌が少ない食間に摂るとより効果が出ると言われています。

肝機能改善効果

肝臓は沈黙の臓器と言われるだけに、自覚症状が出た時にはかなり症状が進んでいると言われます。特に日本人は欧米人に比べると肝臓が小さく、またアルコールを分解する酵素も不足しているため、肝臓に負担がかかりやすくなっています。デビルズクローには肝機能を改善させる作用があるとされ、食べ過ぎや飲み過ぎによる肝臓への負担をやわらげてくれると言われています。

デビルズクローを効率的に摂るには

欧米では古くから親しまれている成分なので、ハーブティーやサプリメントの形で多くのメーカーから出ています。日本ではグルコサミンサプリなどに配合されていることがほとんどです。適切な量で摂取すれば副作用はほとんどないとされています。サプリメントは摂取量を守り、ハーブティーの場合も最初は薄めに入れたりブレンドするなどして、体調を確認しながら摂取するようにしましょう。

ただし、子宮を収縮させる作用が認められていることから、妊娠中や授乳中は避けるようにしましょう。また、苦み成分によって胃酸が分泌されるため、胃潰瘍や十二指腸潰瘍といった胃酸過多の症状の場合は絶対に摂らないようにして下さい。悪化してしまう危険性があります。

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