ココナッツオイルやバターに豊富な「デカン酸」は脂肪にならないエネルギー源!?

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「デカン酸」は別名カプリン酸といい、中鎖脂肪酸の一種です。中鎖脂肪酸と聞いてミランダ・カーを思い浮かべられた人はダイエット通。そう、ココナッツオイルにはこの中鎖脂肪酸がたっぷりなんです。女性のあこがれミランダ・カーのボディを目指すなら、中鎖脂肪酸を積極的に摂りましょう。

「中鎖脂肪酸」とは

中鎖脂肪酸はココナッツオイルや母乳に多く含まれていて、一般的な油に比べ消化吸収が早く、すぐにエネルギーになるという特徴があります。

中鎖脂肪酸は脂肪酸の長さが一般的な長鎖脂肪酸の半分しかなく、脂肪でありながら水になじむという特徴があります。そのため、小腸から直接肝臓に入り、一般的な油の約5倍の速度で分解されてエネルギーになるのです。一方、長鎖脂肪酸は小腸でまず消化吸収され、脂肪組織や筋肉、肝臓に運ばれてから分解・貯蔵されます。一般的に、中鎖脂肪酸は半分以上が摂取後3~4時間で分解され、10時間でほぼすべて分解されるのに対し、長鎖脂肪酸は分解されるのにほぼ1日かかります。

中鎖脂肪酸はこれまでも未熟児や腎臓病患者、高脂肪食を必要とする患者などに医療現場で利用されて来ました。また高齢者の栄養補給にも使われています。最近ではこういった利用方法のほか、生活習慣病予防、アルツハイマー予防・改善、がん予防などの分野でも研究が進んでいます。

デカン酸(中鎖脂肪酸)はすぐにエネルギー源になる

デカン酸は吸収が非常によい脂肪酸であるうえ、肝臓に行くとすぐエネルギーに変化しますから、非常に効率よく運動を助けてくれるのです。長鎖脂肪酸がエネルギーになるまでに時間がかかる上体に蓄積しやすいのに比べて、とても健康に役立つ成分と言えます。スポーツをする方や、肉体労働をしている方には、この脂肪酸を含む食品の摂取が非常におすすめです。

デカン酸は体脂肪の過剰な増加を防ぐ

中鎖脂肪酸の一種のデカン酸は、体内で自分がエネルギーになるときに、周りの脂質が燃焼するのも強力にサポートします。ですので、体脂肪が過剰に増えることも抑えてくれるのです。ダイエット中の油脂にぴったりです。

医師が実践して確証したアルツハイマー病の改善

これはアメリカの医学博士が、実際にアルツハイマー病になった夫にココナッツオイルを毎日大さじ2杯半以上食べさせたところ、約1ヶ月で目に見える改善効果があったというものです。この報告を知った同じような悩みを持った人々が実践し、約91%に効果があったと言われています。

デカン酸を効率的の摂る方法

最も簡単な方法は、バターやココナッツオイルを使用することです。特にバターは日本人にもなじみのある香りで、料理に深みとコクを与えてくれます。ココナッツオイルはお菓子などにはよく使用されますが、料理はエスニック系以外では好みの分かれるところでしょう。コーヒーに入れてよくブレンドすると、脂っぽさが気にならず美味しくいただけます。

また、現在無味無臭の中鎖脂肪酸オイルも販売されていますので、料理に使う場合はこちらが良いでしょう。マーガリンもあります。「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、デカン酸を含む飽和脂肪酸は、食事で摂るカロリー全体の7%以内にするように勧められています。

脂質は、炭水化物やタンパク質と比べ、1gあたりのカロリーが高めです。脂質は細胞の健康やホルモン合成に欠かせないので極端に控えるべきではありませんが、摂り過ぎれば肥満の原因となりますから、気をつけましょう。

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