「デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)」は若返りのホルモン剤!でも副作用も

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「デヒドロエピアンドロステロン」という長い名前は知らなくても「DHEA」という略称を見たことのある人はいるのではないでしょうか。欧米ではサプリメントで売られている、健康成分です。今回は、このデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)の種々の効果についてまとめました。

「デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)」とは

体内では約150種のホルモンが副腎から分泌されています。デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)は一番多く分泌されるホルモンで、男性ホルモンのテストステロンや女性ホルモンのエストロゲンを作りだす作用があり、「ホルモンの母」とも呼ばれています。

DHEAはその後細胞に浸透していく過程で男性ホルモンか女性ホルモンに変換します。副腎から分泌されるDHEAの量は20歳頃がピークで、加齢と共に減っていきます。80代になると約10~20%しか分泌されません。そのため、このホルモンが老化に深く関係していると考えられ、「若返りのホルモン」と呼ばれているのです。

デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)の効能・効果

体脂肪燃焼効果

代謝を高める作用があり、体脂肪を効率的に燃焼させることができると言われています。また筋肉のつきやすい体にします。

コレステロール低下作用

血中コレステロールを低下することで心臓病や糖尿病の予防効果があります。

リラックス効果

精神状態を安定させる効果があり、ストレスを緩和するために使用されています。また、精神を弛緩させることから不眠にも効果があると言われています。

アンチエイジング

加齢によるお肌の老化を改善します。皮脂分泌が増え保湿力がアップするので、シミやしわに効果があると言われています。

不妊治療効果

アメリカではDHEAに不妊治療効果があるとされ、多くの症例もあります。このホルモンの投与で卵巣機能が若返り、妊娠に適した体内環境になると言われています。その他、全身の細胞を若返らせる作用があることから、肥満防止、糖尿病予防、免疫機能の向上、記憶力の向上、アルツハイマーの予防、関節痛の緩和など多岐に渡る効果があると考えられています。

デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)の危険性

これだけの効果があると言われる成分ですが、実はステロイドの一種でもあり、国際オリンピック協会では筋肉増強剤としてドーピング薬物の対象にしている成分でもあります。また、長期使用後中止すると、倦怠感や肝炎、不整脈などが起こる場合もあるとされ、摂取量や期間はきちんと守らなくてはなりません。

また、ホルモン剤の一種でもあることから、ホルモン異常による病気、例えば男性の前立腺の病気や女性の乳がんなどの恐れがある場合には摂取は控えるべきでしょう。現在、DHEAの過剰摂取によると思われる副作用にはにきび、脱毛、不眠症、月経不順、発汗、腫瘍形成などがあります。現在の調査では量以上に飲むタイミングが問題とされていて、副腎皮質ホルモンの分泌が少なくなる夕方以降ではなく、朝食後または昼食後が良いと言われています。

デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)を効率的に摂る方法

食品に含まれているジオスゲニンという成分がDHEAに精製されてサプリメントになるのですが、体内ではジオスゲニンをDHEAに変換することができません。そのため、ワイルドヤム(山芋)や大豆製品に多く含まれていると言われていますが、食材で摂っても意味はないと言われています。

そのため、現在のところサプリメントで摂取するしか方法はありません。日本ではDHEAを含む製品は医薬品扱いのため、店頭では販売されていませんので、海外通販を利用することになります。サプリメントは40歳以上の場合、男性が1日20~50mg、女性は1日10~30mgが適量と言われていますが、上記の副作用に充分注意し、少量から始めて下さいね。

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