「タウリン」は魚介類にたっぷり!滋養強壮を肝機能向上の強い味方

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「タウリン」という言葉はTVCMでも良く聞きますし、多くの栄養剤に含まれている成分ですが、ではどんな効能があるかご存知ですか?今回は、聞いたことはあるけれど実はあまりよく知らない「タウリン」について、徹底解説します。

「タウリン」とは

タウリンは硫黄成分を含んだ「含硫(がんりゅう)アミノ酸」の一種で、いか、たこ、貝、魚の血合いなどに多く含まれている、たんぱく質を形成するアミノ酸です。植物には存在していません。

人間の心臓、脳、肺、筋肉、網膜、肝臓などの臓器に多く含まれており、体内で作ることができる成分です。ただしその量は少なく、生命維持のためにはもっと大量のタウリンが必要とされています。健康維持に必要なタウリンは1日500mgと言われていますが、通常の食事で摂取できるのは100~300mg程度です。

牡蠣なら3個、イカやタコなら90g、海老なら3尾が必要量目安ですが、魚介類の摂取が年々減っています。また、タウリンは加熱すると半分近く減ることもわかっており、食品からだけでなくサプリメントなどを利用して摂取したい栄養分です。

タウリンの効能・効果

肝機能を高める効果

  • コレステロール値の改善…タウリンには胆汁の分泌を促進するため、コレステロールの消費を促進することによって血中コレステロール値を下げる働きがあります。
  • アルコールの代謝を促進…アルコールは体内でアセトアルデヒドという二日酔いの原因物質を生成します。その後酵素によって分解され、無害物質の酢酸へと変化します。タウリンにはこの分解過程をスムーズにさせる作用があるため、肝臓の負担を軽くしながら無害物質への変換を助けてくれます。
  • アンモニアの分解…アルコールや食品添加物などから作られた有害物質のアンモニアを分解し、体外に排泄する働きがあります。肝臓の機能を強化させるので、解毒作用が正常に働くのです。
  • 脂肪肝の改善…アルコールや糖分・脂肪分の多い食生活によって、肝臓には中性脂肪が溜まりやすくなっています。この中性脂肪は脂肪肝の原因となり、肝臓の機能を弱めてしまいます。タウリンにはこの中性脂肪を排泄する働きが認められています。

動脈硬化の予防

タウリンにはコレステロールの上昇を抑制する働きがあります。血中コレステロールや中性脂肪が血管壁に溜まることで血管がつまったり硬くなると動脈硬化が起こり、心筋梗塞や脳梗塞の原因となります。

視機能の改善効果

タウリンは目の網膜に多く存在しているところから、網膜を守る働きがあると考えられています。また、目の新陳代謝にも関わっており、角膜の修復を助けると言われています。

むくみや便秘を解消する効果

タウリンには筋肉の収縮力を高める作用があります。むくみは足に溜まったリンパ液を上に運ぶことができない時に起こります。リンパ液は筋肉の動きによって移動するため、タウリンを摂ることで筋肉の収縮力が増すと、むくみが解消されます。また、便秘は腸の筋肉の蠕動運動が鈍くなることによって起こりますので、これもタウリンの筋肉収縮力アップ効果で便秘が改善されます。

タウリンを効果的に摂る方法

タウリンは牡蠣、貝、イカ、タコなどに多く含まれていますが、魚にも含有されていますので、毎日魚を摂るようにしていれば、それほど不足を心配する必要はありません。ですが魚介類をあまり食べない人は、生活習慣病予防のためにもサプリメントなどで摂ったほうが良いでしょう。

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